皆様こんにちは。タロウです。
今日はSOUNDPEATS社のワイヤレスイヤホンCapsule3 Proの実機レビューを写真多めでお届けします。
私自身はオーバーヘッド型のヘッドセットを利用する機会が多いのですが、妻はワイヤレスイヤホン派です。色々なイヤホンを試していますが耳に合う製品がなかなか見つからないため、ここ2年で3回も買い替えをしています。
最近もまた買い替えしないと・・と言っていたのですが、そんなタイミングでSOUNDPEATS社から製品レビューのオファーがありましたのでお受けすることにしました。
本レビューは、SOUNDPEATS社から実機提供を受けて執筆しています。しかしながら、こんな風に書いてくれという指示や公開前の事前チェックは不要とのことですので、いつも通り徹底したユーザー目線でお届けします。
- ノイズキャンセリング機能付きのワイヤレスイヤホンのメリット・デメリットを知りたい方
- 手軽に持ち運び出来て音質の良いワイヤレスイヤホンをお探しの方
- SOUNDPEATS Capsule3 Proに興味をお持ちの方
- SOUNDPEATS Capsule3 Proの実際の使い勝手や性能を知りたい方
ジャンプできる目次
SOUNDPEATS Capsule3 Proとは
今回紹介するのは以下の製品です。
SOUNDPEATS Capsule3 Proは2022年12月に発売されたハイレゾ対応&アクティブノイズキャンセリング機能付のとても高機能なワイヤレスイヤホンです。
本体カラーは黒と白があるようですが、今回は黒が届きました。
SOUNDPEATS Capsule3 Proの主要スペック表です。
タイプ | ワイヤレス 左右完全独立 カナル型 |
インターフェース | Bluetooth |
同時接続数 | 1台 |
音質 | ハイレゾ(LDAC対応) |
再生帯域 | 20Hz ~ 40kHz (LDAC利用) 20Hz ~ 20kHz (従来コーデック利用) |
ノイズキャンセリング機能 | あり 最大43dB低減 3段階切り替え可能 |
連続再生時間 | 8時間(本体のみ) 52時間(ケースと併用時) |
充電時間 | 2時間 |
重量 | 48g |
サイズ | 5 x 6.73 x 2.59 cm |
届いた製品パッケージです。片手で持てるくらいの大きさのコンパクトなパッケージでした。

箱から取り出すと真っ黒な箱が出てきました。

ふたを開けるとこんな状態です。しっかりとしたクッション材が入っていました。

上のクッションをどかすと本体が出てきました。かなり厳重かつクッション性の高い梱包状態です。これだけしっかりとしていれば届くまでの間に傷がついたり壊れてしまうというリスクはかなり低いと思われます。

本体にもフィルムが巻き付けられて保護されていました。本当に厳重な梱包です。

ケース内に収まっていた本体にもシールが貼られて保護されていました。このシールの部分には充電用の端子があるのでその部分も厳重に保護しています。

本体に貼られたシールを剥がして一旦ケースに戻すと、スマホとペアリングする準備完了です。
パッケージに入っていたもの一覧です

内容物は
- イヤホン本体+収納ケース
- 充電用のケーブル(USB-A to USB-C)
- サイズ違いのイヤーピース
- 取扱説明書(日本語での記載あり)
- SOUNDPEATSアプリの紹介冊子
です。②のケーブルや③のイヤーピースはビニールの袋に入った上にさらに小箱に収まっていました。
スマホとの接続性方法
スマホとの接続は極めて簡単です。
- 本体が入った状態でケースのふたを開ける
- スマホのBluetooth接続画面でSOUNDPEATS Capsule3 Proを選ぶ
だけです。
1分も掛かりませんでした。
ちなみに私は取扱説明書を読んでからやりましたが、取扱説明書は全く読まないタイプの妻に何も言わずに渡してみても自力ですぐに接続出来ていました。接続で悩むことは殆どないと思います。
また、取扱説明書には「充電ケースのフタを開いて充電ケースのボタンを3秒押してください」と記載がありましたが、私の場合はフタを開けただけでスマホ側にCapsule3 Proが表示されました。

ちなみにここで押すように指示されている充電ケースのボタンはこれです

このボタンを3秒間長押しするとBluetoothのペアリングモードに入るということなので、一度接続した後で違う機器に接続しなおしたい場合はこのスイッチを利用します。接続先のスマホからBluetoothを切断することでふたを開けただけで新しい機器でペアリングすることも出来ます。
手数も少なく、また取扱説明書を読まないタイプの人にも使える接続性の良さで★5つです。
同時接続数が1台なので普段複数台のデバイスを使われる方にはやや手間がかかる点が接続性に関する唯一のデメリットです。
スイッチの機能と操作性
SOUNDPEATS Capsule3 Proはイヤホン本体の耳の外側部分にスイッチが付いています。

スイッチと言ってもボタンを押し込むスイッチではなく、接触感知タイプなので触るだけで反応するスイッチです。反応はかなり良く触れば確実に反応してくれます。
慣れないうちは耳に装着した状態ではスイッチの位置が分かりにくいのですが、耳の穴に触る様にすれば反応するということがわかってからは迷いなく操作できるようになりました。
このスイッチを利用するといろいろな操作が可能です。操作可能な機能を一覧で書くと
- 再生/一時停止操作
- 音量を上げる/下げる
- 次の曲を再生する
- 電話を受ける/切る
- 着信を拒否する
- 通話を切り替える
- Siri/Googleアシスタントを起動する
- ゲームモード(低遅延モード)に切り替える
- ノイズキャンセルのレベルを切り替える
となります。
これだけ操作可能ならスマホを取り出さなくても良いとても便利な充実の操作機能です。

あれ、でも左右に1つづつタッチセンサがあるだけなのに、こんなに豊富な機能をどう操作するの?
と思われた方、至極まっとうな疑問です。
操作方法の解説ページがこちら

右or左 × 1回タップ、2回タップ、3回タップ、1.5秒ロングタップ、2秒ロングタップを組み合わせるそうです。
絵にするとこんな感じだそうです


覚えられない・・・笑
ちょっと全部を使いこなすのは無理そうです。主要どころの機能だけ覚えて使うのが賢い使い方に思えます。
私はしばらく使って「右タッチで音量UP」、「左タッチで音量DOWN」、「右長押しで次の曲」、「左長押しでノイズキャンセリングレベル切り替え」の4つに落ち着きました。それでも、音量UPのタッチ操作を急いで行うと2回タップ判定になって曲が止まってしまうという現象にはしばしば悩まされます。意図通りに操作できるようになるにはかなりの慣れが必要に思えます。
スイッチ操作の機能自体は充実しているのですが、使いやすさという観点では★3つです。
ノイズキャンセリング機能は超強力
SOUNDPEATS Capsule3 Proのノイズキャンセリング機能は極めて強力です。
左右の本体の一番上の部分にノイズキャンセリング機能のための収音マイクが装着されていて、ここで外の音を拾いキャンセルする位相の音を聞かせることでノイズを打ち消すという作りです。

気になるノイズキャンセリング性能ですが、実際利用してみた感触としては長年愛用してきた「Bose QuietComfort 45」を上回る性能です。耳の穴にピッタリとハマっている分だけこちらの方が遮音性が高いのでしょう。最大43dB低減とのことです。
価格が数倍するハイエンドモデルを上回る性能なので、Capsule3 Proのノイズキャンセリング機能は文句なく★5です。
日常生活でいえば、「リビングにいても玄関チャイムの音が聞こえない」「ソファーの隣に座っている人から話しかけられても気が付かない」「最大パワーで動いている空気清浄機の音が聞こえない」レベルの性能です。(どちらもレビュー評価中にあった実話です。妻には叱られました笑
私は飛行機や電車に長時間乗るときには音楽を聴かなくても「Bose QuietComfort 45」を耳栓代わりに着けて静かなで快適な移動にしています。SOUNDPEATS Capsule3 Proはコンパクトで持ち運びが楽なうえにノイズキャンセリング性能が極めて高いので、その様な使い方としては「Bose QuietComfort 45」よりも便利な製品だと思います。
SOUNDPEATS Capsule3 Proのノイズキャンセリング機能は3段階で切り替え可能です。切り替えは左耳のスイッチをロングタップします。
ANCオン=アクティブノイズキャンセリング機能が作動している状態
このモードが上で解説したノイズキャンセリング機能が動作している状態です。隣から話しかけられても気が付かないレベルの遮音性ですので静かに過ごしたい時や音楽に集中したい時に活躍するモードです。本当に遮音性が高いので歩行時などには使わないようにしましょう。
パススルーモード=環境音を敢えて取り込むモード
このモードは環境音をキャンセルするのではなく、敢えて取り込んで聞かせるモードです。イヤホンをしていない時と同等のレベルで回りの音が聞こえます。カナル型イヤホンは耳を塞いでしまうので、周囲の音が聞こえにくいと困る状況では使いにくいというデメリットがあります。そんな時に便利なのがこのモードです。
パススルーモードに切り替えた状態でイヤホンを何度か付け外ししてみましたが、かなり自然です。環境音の遅れや音量の変化は殆どありませんでした。(極めて僅かながら音量が下がったようにも感じましたが敢えて確認してやるぞ!と意気込んでようやく気が付くレベルです)
ノーマルモード=特に何もしない普通のイヤホン状態
このモードはノイズをキャンセルすることも敢えて取り込むこともしないモードです。普通のイヤホンと同じ状態です。
ちなみに、AirPods Proにも同様の3モードが搭載されています。AirPods Proの価格はSOUNDPEATS Capsule3 Proの3倍以上ですので、この観点でもSOUNDPEATS Capsule3 Proは極めてコストパフォーマンスに優れた製品であると言えるでしょう。
気になる付け心地は?
イヤホンを購入する上で最も気になるのが付け心地だと思います。
SOUNDPEATS Capsule3 Proのイヤーピースはシリコン製でとても薄く柔らかい作りになっています。

押すと簡単に変形する柔らかさです。一方で耳から抜くときにひっくり返ってしまったりすることはなく十分な強度も兼ねそろえています。
付け心地はなかなか記事でお伝えするのは難しいのですが、5段階評価で★4つと評価します。
SOUNDPEATS Capsule3 Proのイヤーピースはとても柔らかく薄いので、耳にフィットしやすく異物感がかなり低減されているのと、装着時の位置が決まりやすくかつズレにくいと感じます。使用するイヤーピースを最も小さいサイズに付け替えることで付け心地はさらに向上し、カナルタイプとしては最上級クラスと感じるレベルになりました。
一方でこのイヤホンのデメリット(というよりもカナル型の宿命ですが)は装着時の違和感です。私は普段オーバーヘッド型を愛用していますが、その最大の理由が装着時の違和感です。
このイヤホンでもその違和感は0ではないというのがデメリットです。例えば10時間を超すフライトでこのイヤホンをずっとしているかと聞かれると答えはNOです。多分時々外して耳の穴をほぐしたくなります。この点、やはり付け心地ではオーバーヘッド型には及びません。そのため★を1つ減らして★4と評価しました。
ちなみにこの評価は普段オーバーヘッド型を愛用している私の評価であり、普段からカナル型を利用している妻はCapsule3 Proの付け心地は過去一で良いと評価しています。
音質はやや軽め
私は主に音楽を聴いたりAmazonPrimeで映画を見たりする目的でイヤホンやヘッドフォンを使っています。趣味でヴァイオリンを習っていたこともあるのでクラシックなども聴きますし、それなりに音の違いは判ります。ただし、所謂オーディオマニアではありません。
そんな前置きをしたうえで、私としてはSOUNDPEATS Capsule3 Proはやや軽めの音質でありカジュアルな用途には十分だが、特に低音を重視される方にはやや不足かもしれないと評価します。価格帯を考えれば一般的な音質であると思います。
専用のスマホアプリもありそれを利用すればイコライザーカーブを調整できますので低音の不足を補うことも可能ではあります。(私はオリジナルの音源を変えるのが好きでないのでこの機能は使わない主義です
ノイズキャンセリング能力が極めて高いので、雑音を除いて細部がとても聞き取りやすいです。その点は音質を補う要素として十分です。
以上を総合的に勘案して音質評価は★3つとします。
バッテリーの持ちは十分
SOUNDPEATS Capsule3 Proの充電はとても簡単です。ケースの中に本体を格納してケース裏のUSB-C端子に電源を接続するだけです。

充電中は本体ケースのランプが光ります。緑の連続点灯になったら充電完了です。

ケースにもバッテリーが搭載されていますので、イヤホンを使って電池がなくなった時、ケースに戻すと電源に接続しなくてもイヤホン本体を充電することが出来ます。
カタログスペック上はイヤホン本体だけなら8時間、上のように途中でケースに戻してイヤホン本体をケースから充電する方法と併用すると最大52時間利用可能です。
実際に使用してみたところ、音楽再生+ANC ONで使うと約6時間程度でバッテリーが切れました。
ケースに戻してケース側のバッテリーからイヤホン本体に充電する際にどの位充電できているかがわかりにくいのはデメリットです。(競合製品も同じような作りなのでこの製品だけの課題ではありませんが、良い仕組みを考えてほしいです)
1時間ほどケースに戻しておいて再び使うと今度は3時間半ほどで電源が切れました。
一般的な用途であれば十分な電池の持ちだと思いますので、バッテリーの持ちは最高評価の★5つとします。
ディレイ低減のゲームモード搭載
ワイヤレスイヤホンの宿命であるディレイですがSOUNDPEATS Capsule3 Proにもディレイはあります。
通常のモードとディレイを低減できるゲームモードがあります。切り替えは左耳のスイッチをトリプルタップします。
通常のモードのディレイはワイヤレスイヤホンとして標準的なレベルのディレイです。このモードではPVを見たりFPSやMMOゲームをされる方はそれなりに気になると思います。コンマ何秒かのわずかな時間ですが、音と映像がずれます。ずれの程度としては身近にある一般的な製品と同等のレベルでした。
ゲームモードに切り替えると確かにディレイは低減されたように思えますが、やはりPVなどでは遅れているのは感じます。ワイヤレスの中ではかなり少ない方なのでしょうが、FPSでは勝負を分けるレベルに思えます。
ノーマルモードでも普通に映画を見たり音楽を聴いたり音声通話をするテストをしているときにはディレイがあることに気が付かなかったレベルですので、その様な用途では全く問題になりません。
SOUNDPEATS Capsule3 Proはおすすめなのか?

長々とレビューしてきましたが、そろそろ纏めます!
- スマホとの接続操作がとても簡単
- スイッチの反応がとても良い
- 多くの機能を操作できるスイッチ操作機能
- 価格が数倍の上級機種を性能で上回るノイズキャンセリング機能
- 用途に応じてノイズキャンセリング機能の動作を切り替えできる
- 耳にフィットしやすく耐久性も高いイヤーピース採用
- 普段使いには十分な音質
- ロングライフバッテリー搭載で長時間利用可能
- ディレイを低減するゲームモード搭載
- コンパクトで持ち運びしやすいケース
- とても分かりやすい取扱説明書付き
- 同時接続可能数が1台だけなので、複数のデバイスで使うには手間がかかる
- スイッチ操作がとても複雑で全部は覚えきれない&誤操作しがち
- 装着時の異物感が残る
- やや軽めの音質
- ワイヤレスの宿命であるディレイがある
ワイヤレスイヤホンを購入される方が気にされる指標でSOUNDPEATS Capsule3 Proの評価をまとめると下のようになります。
SOUNDPEATS Capsule3 Proは持ち運びしやすく、超高性能のノイズキャンセリング機能があり、快適性で優れるコスパの良いワイヤレスイヤホンです。
これらの特性を考えると、
- 長時間電車や飛行機に乗られる際に、騒音を和らげる耳栓代わりの使用
- 髪型の乱れ、持ち運び、寝室での利用などオーバーヘッド型は使いにくいが、耳の異物感が気になるという方の使用
- カジュアルに音楽を楽しむ使い方
にはとてもおすすめ出来るイヤホンです。
一方で、音質は軽めですので特に低音を重視される方には物足りないと思われるかもしれません。
ノイズキャンセリング機能+ワイヤレスという観点で競合製品と比較します。
まずは私が普段愛用しているBose QuietComfort 45との比較です
SOUNDPEATS Capsule3 Pro | Bose QuietComfort 45 | |
---|---|---|
![]() | ![]() | |
音質 | ||
マイク性能 | ||
付け心地 | ||
ノイズキャンセリング | ||
ディレイ | ||
バッテリー | ||
操作性 | ||
携帯性 | ||
価格 | ||
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SOUNDPEATS Capsule3 ProとBose QuietComfort 45との比較は本来フェアではありません。なぜなら価格が4倍以上も異なるからです。しかしながら、Capsule3 Proは結構善戦をしています。
Capsule3 Proは圧倒的なお買い求めやすさと携帯性の高さ、そして優れたノイズキャンセリング能力でBose QuietComfort 45を引き離しています。一方で音質面では残念ながらかなりの差でBose QuietComfort 45が優位です。また操作性の作り込みなどもBose QuietComfort 45に軍配が上がります。
両方持っている私は近距離の電車移動の際の耳栓役としてSOUNDPEATS Capsule3 Proを使い、新幹線や飛行機に乗る際にはBose QuietComfort 45を使っています。
次に妻がこれまで使っていた格安イヤホンであるNutriChef BX3との比較です。
SOUNDPEATS Capsule3 Pro | NutriChef BX3 | |
---|---|---|
![]() | ![]() | |
音質 | ||
マイク性能 | ||
付け心地 | ||
ノイズキャンセリング | ||
ディレイ | ||
バッテリー | ||
携帯性 | ||
価格 | ||
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SOUNDPEATS Capsule3 ProとNutriChef BX3の比較もフェアではありません。価格が3倍以上異なるからです(今回はCapsule3 Proが高い)。しかしながら、最もお求めやすい価格帯のワイヤレスイヤホンと敢えて比較することで、SOUNDPEATS Capsule3 Proの良さが見えて来ます。
まず明らかに違うのはその付け心地です。Capsule3 Proの方が明らかに異物感が少なくフィット感があります。両者のイヤーピースの形状を比較するとわかるのですが、Capsule3 Proはイヤーピースの先端部の淵が細く、格安イヤホンの方が太くなっています。

またイヤーピースの柔軟性もCapsule3 Proの方が柔らかいです。淵を細くしてかつ柔軟性のある素材にするにはコストがかかると思われますが、それでもその部分にこだわりを持って作られたCapsue3 Proは装着時の快適性で格安イヤホンを大きく引き離す結果になっています。
また、音質も明らかに異なります。格安イヤホンの方は低音重視と謳われるだけあってとても低音が強いのですが、そのためか全体的にぼやけた音質になっており、細部が聞き取りにくいです。特にクラシックなどを聞くとその差はとても良くわかります。販売店の店頭なので一瞬試しただけだと低音重視の方が音質が良く聞こえるかもしれませんが、静かな環境で使ってみるとそうではないというパターンです。この辺りは注意して選んだ方が良いでしょう。
Capsule3 Proには強力なノイズキャンセリング機能が搭載されていることも優位です。一口にノイズキャンセリングと言っても、「通話の際に相手に聞こえる音をクリアにするノイズキャンセリング」と「自分が聞く雑音をキャンセルするノイズキャンセリング」は異なります。
Capsule3 Proには両方が搭載されてますが、格安イヤホンには前者のみが搭載されていることが多いです。
SOUNDPEATS Capsule3 Proレビューまとめ
今日はSOUNDPEATS社のワイヤレスイヤホンCapsule3 Proの実機レビューを写真多めでお届けしました。
SOUNDPEATS Capsule3 Proはワイヤレスイヤホンとしてはやや高価格な製品ではありますが、その価格帯にふさわしい快適性と高いノイズキャンセリング能力を有していることが確認できました。
ワイヤレスイヤホンをお使いの方で異物感に悩まれている方、ノイズキャンセリング能力に拘ってイヤホンを選びたい方必見の一品です。
この記事が皆様のワイヤレスイヤホン選びの参考になること、そして皆様が買って良かったと思える一品に出会える事を願っています。最後までお読みいただきありがとうございました。