Dell S2722QC レビュー

Dell S272QC

皆様こんにちは。タロウです。

今回は、Dell社製27インチモニター「S2722QC」のレビューをお届けします。


Dell S2722QCのレビューサマリー

S2722QCは65W給電可能なUSB-C端子を備えた27インチ4Kモニターです。同様のスペックのモニターの中ではかなりお買い得な価格帯の製品です。

画質面では色域sRGB 99%、コントラスト比1000:1、色数10億7000万色と4Kモニターとしてミドルクラスの性能です。デスクワークを始めとし、ゲーミングや簡単な映画視聴まで幅広い用途で使いやすいスペックです。

USB-C端子に加えHDMIも2口備えており接続性も良いモニターです。

大画面を有効に使えるEasy Arrange機能が利用可能であること、稼働箇所の多い高機能スタンドが付属していること、スピーカーが内蔵されていることもメリットの1つです。

このモニターのデメリットはHDRに対応していない事です。またUSB-C接続するには利用するPCにThunderbolt対応のUSB-C端子が必要となる事には注意が必要です。

上記を総合的に勘案し、S2722QCは「汎用性と利便性、コストパフォーマンスを高レベルでバランスさせた4Kモニターであり、ノートパソコンでテレワークする方には特におすすめのモニター」であると評価します。

タロウ
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このモニターは本当におすすめです。私は200品番以上をレビューした結果このモニターを2枚買って使っています。S2722QCは楽天市場での購入が最もお買い得なようです。(2022年1月調べ)


タロウ
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上記判定の根拠や競合製品との比較を解説します。

このPCモニターの購入を検討されている方はぜひご一読ください!

テレワーク目的のモニター探しならこちらの記事もおすすめです

テレワーク向けおすすめモニター 27インチ4K テレワーク向けおすすめPCモニターランキング 27インチ4K編

Dell S2722QCの特徴を解説

Dell S2722QC

カタログスペック一覧

S2722QCの主要スペック一覧です。画質面ではいわゆる4Kモニターの標準スペックです。特徴的なのは65W給電可能なUSB-C端子が搭載されていることです。

Dell S272QC カタログスペック
Dell S2722QC カタログスペック

全てのスペックを確認したい方は、Dell S2722QCの公式ページをご確認ください。


ノートPCユーザーに嬉しい最大65W給電可能なUSB-C端子搭載

Dell S2722QCの大きな特徴の1つはUSB-C端子を搭載している事です。

USB-C端子はこれまで一般的に使われてきたUSB-A端子と同様に様々な機器と接続することが出来ますが、PCとモニターの接続にも利用することが可能です。

USB-C接続は超便利です。USB-C端子でモニターと接続するだけで、

  1. 4K解像度の映像をモニターに映し出す事ができる
  2. モニターからパソコンに最大65Wの電力を供給することができ、ノートパソコンのACアダプターの接続が不要となる
  3. モニターに備え付けられたUSB 3.2の出力ポートが利用可能となり、外付けキーボードやマウス、ヘッドセットを接続しておくとパソコンとモニターの接続のみでそれらの機器が自動的に利用可能となる

この恩恵は特にノートパソコンをお使いの方で、職場と自宅の間で頻繁に持ち出しされる方などにとって大きいです。

従来であれば、自宅でノートパソコンを使うには、「モニターと接続する」「ACケーブルを接続する」「マウスやキーボードと接続する」と言ったセットアップ作業が必要だったのが、「モニターとUSB-C端子で接続する」の1アクションに集約されます。

Dell S2722QCは、USB-C端子が搭載されたノートパソコンをお持ちの方に特におすすめのモニターです。私もこのモニターを購入した後はACアダプターは鞄に収納したままで取り出してすらいません。また机上のケーブルも取り回しがとてもスッキリして気分良く使えています。

注意点としては、USB-C接続するためにはパソコン側にThunderbolt対応のUSB-C端子が必要です。

パソコン側のUSB-C端子がThunderboltに対応しているかどうかを確認するには端子付近に稲妻マークがプリントされているかどうかを確認します。写真の様な稲妻マークがあればThunderbolt対応ですので、そのUSB-C端子でS2722QCと接続可能です。

USB-C端子
Thunderbolt対応のUSB-C端子(稲妻マークがプリントされています)

仮に稲妻マークがなかったとしても稲妻マークをプリントしないメーカーもありますので、カタログなどで調べてみるのが良いです。例えばMacBookはThunderbolt対応していても稲妻マークプリントしていない様です。

USB-C接続モニターのメリットや失敗しない選び方はこちらで詳しく解説しています

USB-C解説 USB-C接続モニターのメリットと失敗しない選び方

Dell S2722QCはUSB-C端子以外でもパソコンと接続可能です。

S2722QCにはHDMI端子が2口搭載されています。

HDMI端子はとても汎用性の高い端子で、ほとんどすべてのパソコンと接続可能なほか、レコーダーなどの映像機器、ゲーム機などとも接続が可能です。

メインのノートパソコンはUSB-C端子で接続、時々使うゲーム機や持ち運びの無いデスクトップパソコンはHDMI端子で接続、といった風に使い分ける事が可能ですのでとても便利です。

入力ソースの切り替えは画面右下のボタン(4つついています)を操作して行います。ボタンでメニューを呼び出して切り替えるまで4〜5アクション程度と一手間必要ではありますが、ケーブルを差し替えるよりはかなり楽です。

パソコン側の端子の数が足りない時の対応はこちらの記事で解説しています

2台目モニター VGA/HDMI端子の数が足りない!2台目PCモニターのつなぎ方

4Kモニターとしてミドルクラスの画質で汎用性は高い

S2722QCの画質は4Kモニターとしてミドルクラスの画質です。色域sRGB 99%, コントラスト比1000:1、色数10億7000万色です。

このスペックは事務作業用途からゲーミング、映画視聴など幅広い用途に使えます。

このモニターのデメリット(というよりもより高画質な機種との差)は色域がsRGB 99%と事務作業用のモニターの一般的なレベルであることと、HDRに対応していないことです。どちらも画質を追求される方にとっては重要なスペックではありますが、デスクワークや軽い映画視聴程度の用途であればそれほど気にする必要はありません。

高解像度モニターでデスクワークが捗る

私自身もそうでしたが、4K解像度のモニターはデスクワークで役立つの?と疑問に思う方も多いと思います。実際4Kモニターのデスクトップ領域はフルHDモニター4枚分の面積があり、そのまま使うとデスクトップ領域が広すぎて持て余してしまいます。

そこで重要になるのが画面を分割して有効活用する事です。

具体的には4K画面の中に複数のウィンドウを整列させて利用します。私の場合では、「メール画面」「スケジュール画面」「チャット画面」「作業画面」などと4つに分割しています。4分割するとそれぞれが使い慣れたフルHD相当の広さになります。こうすることで常に全体を俯瞰しながら仕事を進めることが可能です。少し規模の大きい編集作業をするときは4分割のうち1つだけを少し広めにして作業したり、縦長に領域を確保して作業したりするとさらに捗ります。

この作業を手動で行うとウィンドウの整列に手間が掛かってしまうのですが、このモニターに付属のソフトEasy Arrangeを使うとウィンドウを簡単に整列させることが可能です。

Easy Arrangeのソフト上であらかじめ画面をどんなふうに区切るかを選んでおくと、その領域にウィンドウを置くだけでそのサイズにピッタリ嵌ります。入れ替えも普通にウィンドウをドラッグするだけです。Easy Arrange自体がショートカットキーで呼び出せるので、領域の分割の仕方を変えることも自在です。

4K解像度のモニターをデスクワーク目的で選ぶならばこのモニターの様にウィンドウの自動整列機能が搭載されたモニターを選ぶことをお勧めします。

省スペース&スタイリッシュさ引き立つフレームレスデザイン

Dell S2722QCの本体は極めてスタイリッシュ&省スペースに配慮された設計になっています。

デザインとしての特徴は

  • 画面の周りのフレーム(ベゼルと呼びます)の幅が狭く、スタイリッシュ&省スペース&マルチディスプレイ向きであること
  • スタンドの座面が小さく机の上のスペースを取らないコンパクトデザインであること

があげられます。

ベゼルの表示部は実測で7mm程度です。

高性能なモニターにもかかわらず、場所を取らない省スペース設計であるのはS2722QCの強みの1つです。

USB-C端子搭載による省スペース効果と相まって、S2722QCは省スペース&見た目スッキリを求める方のニーズに応える事が可能なモニターとなっています。

快適性を高める調整自在なスタンド

Dell S2722QCのスタンドは極めて高機能です。

画面の高さ、前後の角度、左右の首振りに加えて、画面の回転も可能となっています。

市販モニターのされているスタンドとしては最高水準です。

画面の調整自由度が高いと、それだけ自分の姿勢に合った位置に画面を調整することが出来ますので長時間利用時の疲労蓄積を抑える事が出来ます。このことは特にテレワークなどで長時間パソコンを利用される方、長時間ゲームや動画視聴をされる方にとって嬉しいポイントとなります。

また、画面の回転が可能ですので縦長のドキュメント(エクセルやA4縦文書)などを編集される方にも嬉しいモニターです。ただし、縦長にして利用するには画面を手動で回転させる事に加え、OS上のモニターの設定から画面の表示向きを縦に切り替える必要があります。(DellのPCには表示向きが自動で切り替わる機種もある様です)

様々なシーンで嬉しいスピーカー搭載

Dell S2722QCは3W×2のスピーカーを内蔵しています。

モニターにスピーカーが内蔵されていると、ちょっとした動画視聴時やゲーム機などとつないで使うときにとても役立ちます。

スピーカーの性能としてはモニター内蔵のスピーカーとして一般的なレベルです。

安心のDellブランド+充実保証

S2722QCの製造販売元であるDell社はモニターの世界では8年連続世界No1を誇る安心のブランドです。

元々は法人向けの販売がメインでしたが、近年個人向けにも力を入れ、メキメキとシェアを伸ばしています。

Dell社のモニターはターゲットをしっかり絞った質実剛健なモデルがとても多く、お買い得なモデルが多い印象です。


このモニターには3年間の保証が付いており、万が一の故障時には手元に交換品が届いてから修理品を送ればよいという「良品先出しサービス」も付いています。

万が一の故障時でも手元からモニターが無くならないので、仕事で利用される方にとてもありがたいサービスです。

さらに、1点でもドット抜けがあれば交換してくれるサービスも付いています。せっかく4Kパネルを買ったのにドット抜けでがっかり、という事もない安心なモニターです。

Dell S2722QCの総合評価

総合評価

Dell S2722QCの優れている点

  • 超便利&快適に使えるUSB-C端子搭載
  • 汎用的に使える4Kパネル搭載
  • 4K画面を有効活用できるEasy Arrange機能対応
  • 省スペース設計&スタイリッシュデザイン
  • 様々なシーンで役立つスピーカー内蔵
  • 最高水準の調整機能を有するスタンド搭載
  • 安心して購入できる充実の保証内容

Dell S2722QCのデメリット

  • HDRに非対応

評価のざっくりまとめ

S2722QCは65W給電可能なUSB-C端子を備えた27インチ4Kモニターです。同様のスペックのモニターの中ではかなりお買い得な価格帯の製品です。

画質面では色域sRGB 99%、コントラスト比1000:1、色数10億7000万色と4Kモニターとしてミドルクラスの性能です。デスクワークを始めとし、ゲーミングや簡単な映画視聴まで幅広い用途で使いやすいスペックです。

USB-C端子に加えHDMIも2口備えており接続性も良いモニターです。

大画面を有効に使えるEasy Arrange機能が利用可能であること、稼働箇所の多い高機能スタンドが付属していること、スピーカーが内蔵されていることもメリットの1つです。

このモニターのデメリットはHDRに対応していない事です。またUSB-C接続するには利用するPCにThunderbolt対応のUSB-C端子が必要となる事には注意が必要です。

上記を総合的に勘案し、S2722QCは「汎用性と利便性、コストパフォーマンスを高レベルでバランスさせた4Kモニターであり、ノートパソコンでテレワークする方には特におすすめのモニター」であると評価します。

タロウ
タロウ

このモニターは本当におすすめです。私は200品番以上をレビューした結果このモニターを2枚買って使っています。S2722QCは楽天市場での購入が最もお買い得なようです。(2022年1月調べ)


テレワーク向けおすすめモニター 27インチ4K テレワーク向けおすすめPCモニターランキング 27インチ4K編

競合製品との徹底比較

同様のスペックの競合製品

Dell S2721QS

同じDell社の27インチ4Kモニターです。S2722QCとの1番大きな違いはUSB-C端子が搭載されていないことです。

S2722QCと比較してこちらのモニターを選ぶメリットは、HDR10に対応しているため画質面(特にゲーミングが映画視聴)で優位であること、実売価格が低めである事です。

デメリットはUSB-C端子が搭載されていない事です。

こちらのモニターはAmazon.co.jp限定販売です。

格上の競合製品

Dell U2720QM

こちらのモニターは、27インチ4K解像度でUSB-C端子も搭載したモニターです。

S2722QCと比較してこちらのモニターを選ぶメリットは、DisplayHDR400に対応していることでこれにより明暗美しく描き出す能力が高くなっています。

デメリットは実売価格が上がってしまう事です。

こちらのモニターもAmazon.co.jp限定販売です。


Dell S2722QCのレビューまとめ

本記事は、Dell社製PCモニター「Dell S2722QC」のレビューをお届けしました。


S2722QCは65W給電可能なUSB-C端子を備えた27インチ4Kモニターです。同様のスペックのモニターの中ではかなりお買い得な価格帯の製品です。

画質面では色域sRGB 99%、コントラスト比1000:1、色数10億7000万色と4Kモニターとしてミドルクラスの性能です。デスクワークを始めとし、ゲーミングや簡単な映画視聴まで幅広い用途で使いやすいスペックです。

USB-C端子に加えHDMIも2口備えており接続性も良いモニターです。

大画面を有効に使えるEasy Arrange機能が利用可能であること、稼働箇所の多い高機能スタンドが付属していること、スピーカーが内蔵されていることもメリットの1つです。

このモニターのデメリットはHDRに対応していない事です。またUSB-C接続するには利用するPCにThunderbolt対応のUSB-C端子が必要となる事には注意が必要です。

上記を総合的に勘案し、S2722QCは「汎用性と利便性、コストパフォーマンスを高レベルでバランスさせた4Kモニターであり、ノートパソコンでテレワークする方には特におすすめのモニター」であると評価します。