EX-LDGC243HDB, LCD-GC243HXDBレビュー

今回は、IODATA社製23.8インチゲーミングモニター「EX-LDGC243HDBとLCD-GC243HXDB」のレビューをお届けします。

IODATA EX-LDGC243HDBとLCD-GC243HXDBは同一スペックの姉妹品です。両者の違いは対応しているSync技術と保証期間です。

  • EX-LDGC243HDB:FreeSync Premium、保証期間3年間
  • LCD-GC243HXDB:Adaptive-Sync, G-SYNC Compatible、保証期間5年間

IODATA EX-LDGC243HDBとLCD-GC243HXDBのレビューサマリー
おすすめ度(EX-LDGC243HDB)
 (2)
おすすめ度(LCD-GC243HXDB)
 (2)

★5:おすすめ度上位10%:超厳選おすすめモデル
購入をおすすめできるモデルのうち、おすすめ度が上位10%に入る超厳選されたモデルにのみ★5を付与します。★5を獲得したモデルは「おすすめ度上位10%の超厳選おすすめ 「★5」モデル一覧」で確認できます。


★4:おすすめ度上位30%:かなりおすすめ出来るモデル
競合製品と比べてかなり魅力的なモデルです。

★3:購入をおすすめできるモデル
この評価を付けるモニターには「可もなく不可もない普通の製品」「鋭い個性を持つが万人受けしない製品」の2パターンあります。後者の場合はその個性に魅力を感じる人にとっては十分に魅力的なモデルです。


IODATA EX-LDGC243HDBとLCD-GC243HXDBは

23.8インチのADS液晶パネルを搭載したリフレッシュレート165Hzのゲーミングモニターです。

2つの品番の違いはSync技術と保証期間です。

EX-LDGC243HDBはFreeSync Premiumに、LCD-GC243HXDBはAdaptive-SyncとG-SYNC Compatibleにそれぞれ対応しています。

色域が公開されていませんので、色彩面では不安があるモニターです。最大輝度は350cd/m2と明るめであり、HDR10にも対応していますのでコントラストの表現性能は高めです。

画面の向きや高さの調整ができる高機能スタンドが搭載されていますので、長時間のゲーミングでも身体への負担を和らげることが出来ます。

接続端子としてDisplayPortに加えてHDMI端子が3つも搭載されています。HDMI接続の際には3つあるHDMI端子のうち1口だけが最大リフレッシュレート165Hzまで対応しており、それ以外の2口は121Hzまでの対応であることには注意しましょう。DisplayPort接続の場合は165Hzまで対応しています。

2W×2のスピーカーが搭載されています。

価格面ではこのサイズ帯の165Hzゲーミングモニターとしてはミドルクラスの価格帯です。2つの品番の価格差はあまりありません。

以上を総合的に勘案して、IODATA EX-LDGC243HDBとLCD-GC243HXDBは「色彩面で不安が残る165Hzミドルクラスのゲーミングモニター」であると評価します。

総合評価は★2つとします。

タロウ
タロウ

IODATA EX-LDGC243HDBとLCD-GC243HXDBはAmazonでも楽天市場でもYahooショッピングでも購入可能です。価格はAmazonかお買い得でした。(2023年11月調べ)



IODATA EX-LDGC243HDBとLCD-GC243HXDBの特徴を解説

IODATA EX-LDGC243HDBとLCD-GC243HXDB

カタログスペック

IODATA EX-LDGC243HDBとLCD-GC243HXDBのカタログスペックです。色域が非公開となっており色彩面で不安が残るモニターです。高機能スタンドが付属しています。2つの型番の違いは対応しているSync技術の違いだけです。

IODATA EX-LDGC243HDB, LCD-GC243HXDBスペック一覧
IODATA EX-LDGC243HDB, LCD-GC243HXDBスペック一覧

より詳しいスペックは、IODATA社のEX-LDGC243HDBの公式HPおよびLCD-GC243HXDBの公式HPにて確認できます。

色彩が大切なゲーミングモニターでは色域非公開は大きなデメリット

EX-LDGC243HDBとLCD-GC243HXDBは色彩面での重要スペックであるパネルの色域を公開していません。色域とはどれだけの範囲の色を表示可能かを表すスペックです。

ゲーミングモニター選びではゲーム画面をどれだけキレイに描き出せるか?が大事なポイントになりますので、この点は、EX-LDGC243HDBとLCD-GC243HXDBを選ぶ上での大きなデメリットとなります。

最大輝度350cd/m2はこのクラスのモニターではかなり明るめのスペックです。HDR10にも対応していますのでこの2つを合わせて考えると、EX-LDGC243HDBとLCD-GC243HXDBはコントラスト表現性能は高いと言えます。

描画速度はゲーミングモニターとしてやや速いレベル

EX-LDGC243HDBとLCD-GC243HXDBの最高リフレッシュレートは165Hz, 応答速度は1msです。

リフレッシュレートが高いと動きの速い物体をよりしっかりと見ることが出来ますので、ゲーミングがとても有利になります。

165Hzというスペックはゲーミングモニターとしてはやや速いクラスのスペックです。

接続端子は豊富だが、HDMI2.0は1口だけなことに注意

EX-LDGC243HDBとLCD-GC243HXDBにはDisplayPort v1.2が1口に加えて、HDMI端子が3口も搭載されています。

HDMI端子のうち1口だけが最高リフレッシュレート165Hzに対応しており、残りの2口は121Hzまでとなっています。

165Hz対応が1口あれば十分だとは思いますが、複数機器で165Hz対応が必要な方はHDMI2.0を2口搭載している競合製品を選びましょう。

快適なゲーミングモニターを可能にする調整自在なスタンド

EX-LDGC243HDBとLCD-GC243HXDBは画面の調整自由度が高いモニターです。

画面のチルト、スイベル、高さ調整が可能なことに加えて、ピボットにも対応しています。

画面を姿勢や机の高さに合わせて調整できることで特に腰や頸への疲労を抑えて長時間ゲームを楽しめます。このことはこのモニターを選ぶメリットの1つです。

2つの品番で対応するSync技術が異なることに気を付けよう

EX-LDGC243HDBとLCD-GC243HXDBでは対応しているSync技術が異なります。

EX-LDGC243HDBはFreeSync Premiumに、LCD-GC243HXDBはAdaptive-SyncとG-SYNC Compatibleにそれぞれ対応しています。

これ以外のスペックに違いはありませんので、どちらの品番を購入すべきかはこのSyncの種類に応じて選ぶと良いでしょう。

EX-LDGC243HDB

両方のSync技術が選べるモニターというのは多くありませんので、Sync技術が選べるというのはこのモニターを選ぶメリットの1つです。


IODATA EX-LDGC243HDBとLCD-GC243HXDBの総合評価

総合評価

IODATA EX-LDGC243HDBとLCD-GC243HXDBを選ぶメリット

  • 最高リフレッシュレート165Hzととても速い描画速度
  • HDMI接続でも165Hzのリフレッシュレートを実現可能
  • 長時間ゲームで特に嬉しい高機能スタンド搭載
  • 2つの品番で対応するSync技術が選べる
  • スピーカー(2W×2)搭載

IODATA EX-LDGC243HDBとLCD-GC243HXDBを選ぶデメリット

  • 色域非公開で色彩面の懸念がある

総合評価

おすすめ度(EX-LDGC243HDB)
 (2)
おすすめ度(LCD-GC243HXDB)
 (2)

IODATA EX-LDGC243HDBとLCD-GC243HXDBは

23.8インチのADS液晶パネルを搭載したリフレッシュレート165Hzのゲーミングモニターです。

2つの品番の違いはSync技術と保証期間です。

EX-LDGC243HDBはFreeSync Premiumに、LCD-GC243HXDBはAdaptive-SyncとG-SYNC Compatibleにそれぞれ対応しています。

色域が公開されていませんので、色彩面では不安があるモニターです。最大輝度は350cd/m2と明るめであり、HDR10にも対応していますのでコントラストの表現性能は高めです。

画面の向きや高さの調整ができる高機能スタンドが搭載されていますので、長時間のゲーミングでも身体への負担を和らげることが出来ます。

接続端子としてDisplayPortに加えてHDMI端子が3つも搭載されています。HDMI接続の際には3つあるHDMI端子のうち1口だけが最大リフレッシュレート165Hzまで対応しており、それ以外の2口は121Hzまでの対応であることには注意しましょう。DisplayPort接続の場合は165Hzまで対応しています。

2W×2のスピーカーが搭載されています。

価格面ではこのサイズ帯の165Hzゲーミングモニターとしてはミドルクラスの価格帯です。2つの品番の価格差はあまりありません。

以上を総合的に勘案して、IODATA EX-LDGC243HDBとLCD-GC243HXDBは「色彩面で不安が残る165Hzミドルクラスのゲーミングモニター」であると評価します。

タロウ
タロウ

IODATA EX-LDGC243HDBとLCD-GC243HXDBはAmazonでも楽天市場でもYahooショッピングでも購入可能です。価格はAmazonがお買い得でした。(2023年11月調べ)



競合製品との比較

Acer NITRO QG241YPbmiipx (QG1)

かなりお求めやすい価格帯でも画質面で安心の23.8インチ165HzVA液晶ゲーミングモニターです。

このモニターを選ぶメリットは、実売価格がかなり下であること、色域を含めたスペックがキチンと公開されていること、VA液晶を採用しておりコントラスト表現性能が高いことです。

このモニターにもHDMI2.0端子とスピーカーが搭載されています。

このモニターはFreeSync Premiumにのみ対応しています。

お買い得感&安心感の高い競合製品ですので、ぜひ一度チェックしてみましょう。


Acer NITRO VG242YPbmiipx (VG2)

実売価格は少しだけ上ですが、クラス最高峰の画質を誇る23.8インチ165Hzゲーミングモニターです。

このモニターを選ぶメリットは、モニターの性能の規格であるDisplayHDRに対応しており特にコントラスト表現性能に優れるということです。

このモニターにもHDMI2.0端子とスピーカーが搭載されています。

実売価格は少しだけ上ですがとてもお買い得なゲーミングモニターです。


IODATA EX-LDGC243HDBとLCD-GC243HXDBのレビューまとめ

本記事は、IODATA社製ゲーミングモニター「EX-LDGC243HDBとLCD-GC243HXDB」のレビューをお届けしました。

この記事が皆様のモニター選びのお役に立てることを願っています。