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AIWA JA5-DSP2403のレビュー概要
AIWA JA5-DSP2403は、23.8インチのIPSパネルを採用し、一般的な事務用モニターの標準である60Hzを大きく上回る100Hzのリフレッシュレートに対応した、アイワブランドの野心的なフルHDモニターです。
かつて日本のオーディオ・ビジュアル市場で一世を風靡した「AIWA」ブランドが、現代のPC周辺機器市場に再エントリーする形で投入されたJA5-DSP2403。その最大の特徴は、1万円前後という非常に手頃な価格でありながら、IPSパネルの鮮明さと100Hzという滑らかな駆動を両立させている点にあります。2025年以降、ビジネスモニターの主流は従来の60Hzから、よりスクロールが滑らかな100Hzへとシフトしつつありますが、JA5-DSP2403はそのトレンドを最も安価に享受できるコストリーダーとしての地位を確立しています。
しかし、JA5-DSP2403の最大の弱点は、通常14ms、最大20msという応答速度の遅さです。リフレッシュレートが100Hzであるということは、画面が1秒間に100回書き換わる、つまり「1枚の画像を表示する時間はわずか10ms(100分の1秒)」であることを意味します。これに対し、JA5-DSP2403の液晶素子が色を変えるのにかかる時間は14ms〜20ms。これは、「次の画像を表示すべきタイミングになっても、前の画像の色がまだ切り替わりきっていない」という遅延が発生することを示しています。
これは実際のユーザー体験において「明確な残像感(ゴースト現象)」となって現れます。文字入力や静止画中心の作業であれば、100Hzによるマウスカーソルの滑らかさやスクロールの快適さが勝りますが、YouTubeで動画を見たり、オンライン会議で人物が動いたりする際には、被写体の輪郭が不自然に滲むような違和感を覚えることになります。このため、JA5-DSP2403は「万能な優等生」ではなく、「動画視聴を割り捨ててでも、事務作業の快適さと価格を優先した実務特化機」であると理解すべきです。
競合製品と比較すると、PHILIPS 24E2N2100/11は、JA5-DSP2403に近い価格帯でありながら応答速度を含めたトータルバランスに優れています。また、LG 24MS500-Bは公称5ms(GtG)という実用的な速度を確保しており、動画視聴までカバーしたいユーザーにはこれらのライバル機がより賢明な選択となります。
一方で、IPSパネルを採用したスタンダードモデルとして、sRGB 99%の色再現性と1300:1という高いコントラスト比を備えている点は見逃せません。多くのIPSパネルが1000:1に留まる中で、文字の輪郭がクッキリと見えるこのコントラスト性能は、テキスト中心の業務において強力な武器となります。リフレッシュレート100Hzとの相乗効果により、長時間の資料作成やプログラミングにおいても、眼精疲労を抑えつつ快適な作業環境を提供してくれます。
結論として、AIWA JA5-DSP2403は、ブランドの実績や応答性能に過度な期待を寄せず、「安くて、文字が綺麗に見えて、スクロールが滑らかな事務環境を作りたい」という明確な目的を持つユーザーにとって、極めて合理的な選択肢となります。
以上を総合的に勘案し、おすすめ度は★3つと評価します。

JA5-DSP2403の詳細、ライバル機種との比較も含めた購入のポイントについて、本記事内にて詳細に解説します。失敗しないモニター選びのため、ぜひご一読下さい。
ジャンプできる目次
AIWA JA5-DSP2403のスペック

| メーカー | AIWA |
| 型番 | JA5-DSP2403 |
| 発売 | 2025年9月 |
| 画面サイズ | 23.8 |
| 液晶種類 | IPS液晶 |
| 解像度 | 1920×1080 |
| 表示色 | 1677万色 |
| 色域 | sRGB:99% |
| 輝度 | 240 cd/m2 |
| コントラスト比 | 1300:1 |
| HDR対応 | 非対応 |
| 最高リフレッシュレート | 100 Hz |
| 対応Sync | – |
| 入力端子 | D-Subx1 HDMIx1 |
| USB PD | 非搭載 |
| USBハブ | なし |
| スタンド機能 | -5°/15° |
| VESAマウント | 75mm × 75mm |
| アイケア認証 | ○(ブルーライト軽減、フリッカーフリー) |
| 薄型ベゼル | ○ |
| スピーカー | 非搭載 |
| 公式HP | AIWA JA5-DSP2403 |
AIWA JA5-DSP2403の性能・機能詳細
描画能力:事務作業を効率化するIPSパネルと100Hz駆動
JA5-DSP2403の核となるのは、23.8インチという日本のデスク環境に最も適したサイズ感に、フルHD(1920×1080)の解像度を組み合わせたIPSパネルです。IPS(In-Plane Switching)方式は、液晶分子を基板と平行に回転させることで光を制御する技術で、最大の特徴は視野角による色の変化(色度変位)が極めて少ない点にあります。上下左右178度の広視野角を確保しているため、例えばサブモニターとして横に配置して斜めから覗き込むようなシーンでも、画面の端が白っぽくなったり、色が反転したりすることなく、均一な視認性を維持できます。
さらにJA5-DSP2403を特徴づけているのが、100Hzのリフレッシュレートです。一般的なオフィスモニターが採用している60Hzでは、1秒間に60枚の静止画をパラパラ漫画のようにつないで映像を作っていますが、100Hzではこれが100枚に増強されます。この「40枚の差」は、数値以上に体感に影響します。例えば、Excelで数千行にわたるデータを一気にスクロールした際、60Hzでは文字が黒い残像として溶けてしまいがちですが、100Hz環境では文字の輪郭を追いやすくなり、眼精疲労の軽減に直結します。ブラウザでニュースサイトを読み飛ばす際も、スクロール中のガタつきが抑制されるため、紙の資料をめくるような自然な操作感に近づくことができます。
この100Hzというスペックは、これまでゲーミングモニターの領域とされてきましたが、事務用途に降りてきたことでデスクワークの快適さが劇的に改善されました。フルHDという扱いやすい解像度と100Hzの組み合わせによる「軽快な操作感」は、日々のブラウジングやドキュメント作成において、価格以上の価値を感じさせるポイントです。JA5-DSP2403は、事務作業のパラダイムシフトを最も安価なコストで体験させてくれるデバイスと言えます。
応答速度の課題:14msがもたらす映像への影響
JA5-DSP2403のレビューにおいて、避けて通れないのが通常14ms、最大20msという応答速度です。応答速度とは、液晶分子が「ある階調から別の階調へと変化する時間」を指しますが、現代のIPSパネルの多くがオーバードライブ技術によって1ms〜5ms(GtG)を実現している中で、14msという数値はかなり異例です。
このことは前述した「100Hz駆動」の恩恵を十分に引き出しきれない事を意味します。100Hz環境では1フレームが10msで更新されるため、理想的な応答速度は10ms以下である必要があります。しかしJA5-DSP2403の場合、パネルが色を変え終わる前に次のフレームの書き換え命令が届いてしまうため、新旧のフレームが混ざり合ったホールドぼけが発生します。
具体的なシーンで言えば、YouTubeで人物が素早く動いたり、ドローンで撮影された風景が横に流れたりする際、被写体の境界線がぼやけ、本来のIPSの鮮やかさが損なわれてしまいます。また、マウスカーソルを激しく振ると、カーソルの後ろに半透明の影が尾を引くように見えることもあります。このため、JA5-DSP2403を滑らかな映像を楽しみたいという目的で購入するのはリスクがあります。あくまで「動きの少ないテキストベースの作業」において、スクロールが滑らかになれば良いという、割り切った用途を想定すべきデバイスです。
この応答性能の低さは、現在の高速な液晶パネル市場においては特筆すべき留意点です。もちろん、事務作業におけるタイピングやマウスの低速な移動では気になりませんが、動画視聴が日常のルーティンに含まれるユーザーにとっては、被写体の残像がストレスになる可能性があります。100Hzというリフレッシュレートの数値だけに惹かれるのではなく、パネルの物理的な応答速度がボトルネックになっているという事実は、購入前に十分に考慮しておく必要があります。
色再現性とコントラスト:sRGB 99%の正確な発色
動画性能には課題がある一方で、静止画としての「質」には抜かりがありません。JA5-DSP2403は、Web標準の色域であるsRGBを99%カバーしています。これは、ネットショッピングで洋服を購入する際に「届いた実物の色が画面と全然違う」といった事故を防いだり、オンライン会議で提示された資料の色を正しく認識したりするために重要な指標です。1677万色の表示能力とIPS本来の発色の良さが組み合わり、写真閲覧やウェブブラウジングにおける満足度は価格以上に高いと言えます。
さらに、コントラスト比が1300:1である点にも注目です。多くのIPSパネルは構造上、バックライトの光が漏れやすく、コントラスト比は1000:1程度に留まるのが一般的です。しかしJA5-DSP2403はそれを上回る数値を叩き出しており、黒と白の対比がより明確になります。文字入力が中心の用途では、エディタのダークモードを利用する際などは、文字の浮き立ち方がよくなり、視認性が向上することを実感できるはずです。HDRには非対応であるため、最新のコンテンツで輝くような光を表現することはできませんが、ビジネスユースや日常使いにおける「階調の豊かさ」については、スタンダードモニターとして十分に合格点を与えられる水準です。
この高いコントラスト比は、特に長時間のテキスト作業において威力を発揮します。文字の輪郭が背景に対してクッキリと浮き出るため、低コントラストなモニターで発生しがちな「文字が滲んで見えることによる眼のピント調節の疲労」が軽減されます。色再現性の高さと相まって、安価なモニターにありがちな「全体的に白っぽく、ぼやけた画質」とは一線を画す、締まりのある映像を提供しています。sRGB 99%という数値以上に、実際の事務作業における「見やすさ」への配慮がスペックに現れています。
接続端子:新旧PC環境に対応する実用的なポート構成
JA5-DSP2403の背面インターフェースは、HDMIポートが1基、さらにレガシーなD-Sub(VGA)ポートが1基という、非常に割り切った、しかし実用性の高い構成になっています。最新のノートPCやデスクトップであれば、標準的なデジタル接続である HDMI を利用して100Hzの滑らかな描画を享受できます。
特筆すべきは、あえてD-Sub端子を搭載し続けている点です。企業の基幹システム用PCや、工場などで稼働している少し古いサーバー用PCなど、依然としてアナログ出力しか持たないハードウェアは日本国内に数多く残っています。JA5-DSP2403はこうした現場において、変換アダプタを介さずに最新のIPSパネル環境をそのまま導入できる貴重な選択肢となります。
ただし、HDMI端子が1つしかないため、PCとゲーム機を併用するようなマルチデバイス環境には向きません。また、現代のトレンドである USB PD(Type-C 1本での給電)には非対応なため、デスク上の配線を極限まで減らしたいユーザーは、自分の環境にACアダプタの置き場所があるかを確認しておく必要があります。
この端子構成は、ターゲットを非常に明確に絞っていることを示唆しています。コンシューマー向けの多機能性よりも、ビジネス現場での互換性と導入のしやすさを最優先しているのです。複数の映像入力を切り替えて使うような用途には向きませんが、1台のPCとしっかり向き合って作業を完結させるスタイル、あるいは保守的な法人環境においては、このシンプルさが逆にトラブルの少なさや設置の簡便さに繋がります。USB Type-Cによる給電機能などを省くことで、パネルそのものの品質にコストを集中させた結果の構成と言えるでしょう。
エルゴノミクス:3辺フレームレスがもたらす高い没入感
デザイン面における JA5-DSP2403 の最大のアピールポイントは、画面の上と左右の枠を極限まで削ぎ落とした3辺フレームレスデザインです。モニターのベゼル(枠)が薄いことで、画面の表示内容が空中に浮いているような高い没入感を得られます。これは単に見た目が美しいだけでなく、同じモニターを2台並べて「デュアルモニター環境」を構築した際、モニター間の継ぎ目が最小限(約数ミリ)に抑えられるため、視線移動のストレスが劇的に軽減されるという実用的なメリットに繋がります。
一方で、付属スタンドの調整機能は前後への角度調整(チルト:-5°/15°)のみに限定されています。上下の高さ調整や左右の首振り機能が必要な場合は、市販のモニターアームを検討してください。JA5-DSP2403は背面に75mm × 75mmのVESAマウントを備えているため、アームへの換装は容易です。本体重量が約2.5kgと非常に軽量なため、安価なガス圧式モニターアームでも十分に保持できる点も、こだわりのあるユーザーには嬉しいポイントでしょう。
フレームレスデザインがもたらす効果は、デスクの省スペース化にも寄与します。23.8インチというサイズでありながら、不要な枠がないため、実際の設置面積は旧来のモニターよりも一回り小さく感じられます。これにより、限られた自宅のワークスペースやオフィスのデスク上でも圧迫感を与えず、洗練された作業環境を構築できます。軽量であるため、頻繁にデスクのレイアウトを変更するユーザーにとっても取り回しが良く、スタンドの機能制限をVESA対応という柔軟性で補っている点は、使い手側の工夫次第で最高の環境に化けるポテンシャルを秘めています。
アイケア技術:長時間の作業を支える眼精疲労対策
1日の大半をモニターの前で過ごすユーザーにとって、画面の「ちらつき」は目に見えなくても着実に疲労を蓄積させます。JA5-DSP2403は、バックライトの輝度調節に電流の強弱で制御するDC調光方式を用いたフリッカーフリー技術を搭載しています。これにより、スマートフォンのカメラ越しに画面を見たときのような黒い横縞(フリッカー)が発生せず、脳や目の奥にかかる負担を最小限に抑えます。
さらに、有害とされる短波長の光をソフトウェア的にカットするブルーライト軽減機能も備わっています。これらは単なるスペック上の項目ではなく、夕方以降に感じる「目の奥の重み」を軽減するための実用的な防御策です。低予算なモニターではこうした見えない部分のコストが削られがちですが、JA5-DSP2403がしっかりとこれらを押さえている点は、長時間作業を前提とするデスクワーカーにとって大きな安心材料となります。
フリッカーフリーとブルーライト軽減の組み合わせは、現代のアイケアにおける「2大要素」であり、これが欠けているモニターでは長時間の執筆作業やプログラミングは困難です。JA5-DSP2403は、パネルの駆動速度こそ動画視聴には向きませんが、静止画を長時間「凝視」するスタイルにおいては、極めて高い安全性を提供しています。文字のクッキリとした表示とこれらのアイケア機能が相まって、夕方の疲労感に差が出ることを実感できるはずです。健康への投資を最小コストで実現したい方にとって、この部分のスペックが担保されている意味は非常に大きいです。
スピーカーと音声機能:画質性能を優先した合理的設計
JA5-DSP2403はスピーカーを非搭載としています。これについては極めて合理的なコストカットであると評価できます。モニター内蔵の薄型スピーカーは、物理的なスペースの制約から音質が貧弱であることが多く、結局は別途外部スピーカーやヘッドセットを買い足すユーザーが少なくありません。音響機能を一切省くことで、その分のコストをIPSパネルの品質や100Hzの駆動基板に振り分けていると考えれば、JA5-DSP2403の潔さはメリットに転じます。
Zoom会議や動画視聴で音が必要な場合は、3.5mmステレオミニジャックを備えたPC側から音を取るか、Bluetoothヘッドセットを活用するスタイルが標準となります。自分の好きな音響環境を自由に構築したいユーザーにとって、使わないスピーカーにコストを払わされることがない、ミニマルな選択と言えるでしょう。また、スピーカーがないことで本体の厚みが抑えられ、スッキリとした背面デザインと軽量化にも寄与しています。
この「割り切り」は、製品のターゲット層をより明確にしています。中途半端な音質のスピーカーを搭載して価格を上げるよりも、音はユーザーの好みに任せ、モニターとしての本来の役割である「描画」にリソースを集中させる。これは、特定の用途に特化したコストリーダー製品において非常に正しい設計思想です。特にオフィス内での使用や、夜間の自宅作業などで常にヘッドセットを着用しているような環境であれば、スピーカーの欠如は何らデメリットにならず、むしろその分の低価格という恩恵を最大限に享受できるポイントとなります。
メーカー信頼性と保証:アイワブランドの再出発
「AIWA(アイワ)」というブランド名に、懐かしさを覚える世代も多いでしょう。かつて日本の音響・映像機器市場で一世を風靡したブランドが、現代のデジタルデバイスメーカーとして再始動し、その第一弾に近い形で投入されたのがJA5-DSP2403です。モニター業界においては後発の「チャレンジャー」という立ち位置になりますが、それゆえに既存の大手メーカーが手を出せていない「IPS・100Hzで1万円前後」という価格破壊的な戦略を打ち出すことができています。
保証については標準的なメーカー保証が付帯していますが、販売実績やユーザーのフィードバックが蓄積されるのはこれからです。信頼性を最優先する法人一括導入というよりは、「この価格なら納得して使い倒せる」という個人のサブモニター需要や、低予算で作業環境を劇的に改善したいエントリーユーザーに最適な製品です。日本発祥のブランド名が持つ親しみやすさと、実利を追求したスペック構成の妙が、JA5-DSP2403の独自の立ち位置を形作っています。
ブランドの歴史こそ長いですが、液晶モニターとしてのAIWAは、これから信頼を積み上げていくフェーズにあります。しかし、提示されているスペックと価格のバランスを見る限り、ユーザーの「欲しい機能(IPS・100Hz・薄型ベゼル)」をピンポイントで突いてくる鋭い視点を感じさせます。大手メーカーの同等製品が1万数千円から2万円弱で推移する中で、この価格設定を維持している企業努力は特筆に値します。ブランドの再興を応援する意味でも、また単純に実益を取る意味でも、今注目すべきコストパフォーマンスモデルであることは間違いありません。
AIWA JA5-DSP2403の購入判断のポイント

AIWA JA5-DSP2403を選ぶメリット
- 1万円前後という価格で100Hz駆動の滑らかさを体験できる
- IPSパネルによる広視野角と、sRGB 99%の正確な発色
- 3辺フレームレスデザインによる高い没入感と、デュアルモニター適性
- コントラスト比1300:1による、文字や輪郭のくっきりとした視認性
- ブルーライト軽減とフリッカーフリーによる徹底したアイケア
- 約2.5kgという軽量設計で、安価なモニターアームでも安定運用が可能
- 古いPCの資産を活かせる D-Sub(VGA)端子の搭載
AIWA JA5-DSP2403を選ぶデメリット
- 応答速度が通常14msと遅く、動画視聴時に明確な残像感がある
- スピーカーが非搭載のため、別途音声出力デバイスが必須
- HDMI入力が1系統のみで、複数のデバイスを繋ぎ変える手間がある
- USB PD非対応のため、ノートPCとの接続には別途電源ケーブルが必要
- 付属スタンドは角度調整のみで、高さ調節ができない
AIWA JA5-DSP2403を購入すべきなのは、こんな人
文字入力や表計算など、静止画主体のデスクワークがメインの人
IPSパネルの鮮明さと、100Hz駆動によるスクロールの滑らかさは、文字を追う作業において大きな武器になります。動画をほとんど見ず、ExcelやWordでの作業中心であれば、14msという応答速度の遅さは欠点にならず、クラス最高レベルの快適さを安価に手に入れられます。
とにかく予算を抑えて、デュアルモニター環境を作りたい人
3辺フレームレスデザインを採用しているため、2台並べた際の一体感が高いのが魅力です。1万円前後という価格を活かして、一度に2台購入しても2万円台前半。予算を抑えつつ、広大なデスクトップ作業領域を確保したいユーザーにとって、これ以上効率的な選択肢は他にありません。
関連品番情報
JA5-DSP2403には記事執筆時点で同一スペックの別型番は存在しません
JA5-DSP2403は完全新規モデルであり、前モデルは存在しません
JA5-DSP2403には上位モデル JA5-DSP2703(27インチ版)が存在します。
基本スペックは共通ですが、画面サイズが大型化されており、より広い作業領域を求めるユーザー向けです。
主要ネット通販サイトの取り扱いとお買い得情報
AIWA JA5-DSP2403は、Amazonで購入可能ですが、楽天市場でも「デジタル百貨店PodPark楽天市場店」などで新品在庫が見当たりました。価格面ではAmazonがお買い得でした。(2026年1月調べ)
競合製品との比較
どちらを購入するか悩むパターンが多い製品との比較です。
タロウスタイルからのアドバイス:
「1円でも安く、かつ100Hzが欲しい」というコスト優先ならJA5-DSP2403が候補になります。一方でもう少しだけ予算が追加出来るなら有力な競合製品が存在します。日常的に動画を見るならLG 24MS500-Bを、画質そのもののクオリティと安心感を求めるならPHILIPS 24E2N2100/11を選ぶのが、客観的に見て「賢い買い物」と言えます。JA5-DSP2403の14msという応答速度は、理解した上で選択すべき特性といえます。
LG 24MS500-B
メリット: 世界的なパネルメーカーであるLG製。応答速度5ms(GtG)を公称しており、100Hz駆動(1フレーム10ms)に対してパネル応答が余裕を持って追いついているため、JA5-DSP2403で懸念される動画視聴時の残像感が大幅に抑制されている。
デメリット:スタンドの調整機能が最小限であり、高さ調節や左右首振りができないため、設置環境を選ぶ。
Xiaomi A24i
メリット: 1万円強の価格で100Hz駆動を実現。ベゼルが極めて薄く、同価格帯の中では際立ってビルドクオリティ(外観の質感)が高い。
デメリット:日本市場でのモニター販売実績が浅く、長期的な耐久性やサポート面での未知数な部分が残る。
PHILIPS 24E2N2100/11
メリット: 価格と画質が高次元でバランスしたモニター。応答速度も実用的で、動画視聴からデスクワークまで幅広く対応できる安定感がある。
デメリット:AIWAと比較すると2,000円ほど価格が上がる。この差額を「安心と画質」への投資と捉えられるかどうかが分かれ目。
AIWA JA5-DSP2403のレビューまとめ
本記事は、AIWA JA5-DSP2403のレビューをお届けしました。
AIWA JA5-DSP2403は、すべての人に向けた優等生ではありません。スピーカーや多機能スタンドを求める人には不向きですが、「IPS・100Hzという現代の標準スペックを、1万円前後という極限のコストで手に入れる」という点において、非常に尖った魅力を持つ一台です。
このモニターがあなたのデスクに届き、初めてブラウザをスクロールしたとき、その滑らかさとIPS特有の発色の良さに、きっと「この価格でこれが買えるのか」という驚きを感じるはずです。動画視聴などの一部の用途にさえ目をつぶれば、これほどまでにコスト効率の高いアップグレードは他にありません。

この記事が皆様のモニター選びのお役に立てること、そして皆様が買ってよかったと思えるモニターに出会える事を願っています!
最後までお読みいただきありがとうございました。








