Lenovo S24e-20レビュー

皆さんこんにちは。タロウです。

今回は、Lenovo社製23.8インチPCモニター「ThinkVision S24e-20」のレビューをお届けします。

Lenovo ThinkVision S24e-20は、S24e-10の後継機種です。

S24e-10はLenovo社の公式HPからも削除され、販売店の在庫もほぼ無くなっています。スペック面での新旧型番の違いはありません。価格面でもS24e-20の方がお求めやすくなっています。


Lenovo ThinkVision S24e-20のレビューサマリー
おすすめ度
 (3)

★5:おすすめ度上位10%:超厳選おすすめモデル
購入をおすすめできるモデルのうち、おすすめ度が上位10%に入る超厳選されたモデルにのみ★5を付与します。★5を獲得したモデルは「おすすめ度上位10%の超厳選おすすめ 「★5」モデル一覧」で確認できます。


★4:おすすめ度上位30%:かなりおすすめ出来るモデル
競合製品と比べてかなり魅力的なモデルです。

★3:購入をおすすめできるモデル
この評価を付けるモニターには「可もなく不可もない普通の製品」「鋭い個性を持つが万人受けしない製品」の2パターンあります。後者の場合はその個性に魅力を感じる人にとっては十分に魅力的なモデルです。


Lenovo ThinkVision S24e-20

ノートパソコンに外付けし、テレワークなどの事務作業にピッタリな23.8インチ非光沢のVA液晶モニターです。

NTSC72%、コントラスト比3000:1、輝度250cdのパネルは事務作業のみでなく、オンラインミーティングや動画視聴、画像編集など幅広い用途で使えるスペックです。

左右と上側のフレームがとても狭い狭額縁デザインであり、見た目にも美しいことに加え、マルチディスプレイでも使いやすいモニターです。

価格帯は競合製品も同等レベルです。

このモニターで気になるところは、画面のチラつきを抑える「フリッカーフリー機能」について搭載を明記していないところです。アイケア対応と謳っていること&この機能は現在販売されているほぼ全てのモニターに搭載されていることから、搭載されている可能性が極めて高いですがハッキリ明記されていないため、★1つ分減点しています。

以上を総合的に勘案し、Lenovo ThinkVision S24e-20は「事務作業に適したVAパネルを搭載したシンプルなモニターだが、お買い得感はないモデル。割引購入可能ならおすすめ出来るモデル」であると評価します。

総合評価は★3つとします。(フリッカーフリー搭載が明記されていれば★4つです)

タロウ
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Lenovo S24e-20はAmazonでは取り扱いが無いようです。楽天市場では取り扱い店が多く、かつ価格面でもお買い得でした。(2023年11月調べ)

上記判定の根拠購入にあたっての注意点などを以下で解説します。

タロウ
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このPCモニターを購入されようとしている方はぜひご一読ください!



Lenovo ThinkVision S24e-20のスペック解説

タロウ
タロウ

まずは、Lenovo ThinkVision S24e-20のスペックを解説します!

カタログスペック一覧

Lenovo ThinkVision S24e-20 カタログスペック
Lenovo ThinkVision S24e-20 カタログスペック

より詳細のスペックは、メーカーの公式HPをご確認ください。


特徴1:事務作業に適した23.8インチフルハイビジョン

Lenovo ThinkVision S24e-20 は、23.8インチのフルハイビジョン解像度のパネルを搭載しています。


モニターのサイズとしては大型ではありませんが、このモニターをノートパソコンに取り付けて利用する恩恵は極めて大きいです。

恩恵1:デスクトップが2つになり、マルチタスクがとても捗る

モニターをノートパソコンに外付けすることで、ノートパソコン本体の画面と外付け画面それぞれに表示をした状態で作業が可能になります。

これにより、例えば

  1. 1つの画面で参考のwebページを見ながら、メイン画面で資料作成を行う
  2. Webミーティングの際に1つの画面でプレゼンしながら、もう1つの画面で相手の反応を見る
  3. 1つの画面でスケジューラを見ながら、もう1つの画面でメールを書く

と言ったマルチタスクが可能となります。

これを1つの画面でやろうとするといちいち画面表示を切り替えないといけないのでかなり大変で、場合によっては不可能です。

Lenovo ThinkVision S24e-20 を利用することでこれらの作業が可能となり、テレワークなどの事務作業が格段に楽になります。


恩恵2:デスクトップ領域が広くなり、小さな字でも大きく表示される

Lenovo ThinkVision S24e-20 の画面を一般的なノートパソコンの画面(14インチ、 1366×768 )と比べると

  • サイズが縦横共に1.7倍(面積だと約3倍!)
  • 解像度は1.4倍(面積だと約2倍!)

です。

つまり、広さ3倍のデスクトップ領域に約2倍の大きさで文字が表示されるようになります。

これまで表示領域が狭くて資料の一部分しか表示できず悩んでいたり、オンラインミーティングで表示される文字が小さくて読みづらいと思っていた方はこのモニターを使うことでかなり楽になります。


この2つの恩恵の有り無しはかなり差が大きく、一度経験するともう外付けモニター無しには戻れないほどです。

テレワークなどの事務作業を効率化したいと考えている方にはこのモニターの導入はかなりおすすめです。


特徴2:事務作業に適したVA液晶採用

Lenovo ThinkVision S24e-20 はVA液晶と言う種類の液晶パネルを搭載しています。

この液晶はキレイな黒を表示することが出来る液晶です。


最近流行りのIPS液晶の弱点の1つとして、バックライトの明かりを完全に遮ることが出来ず黒い部分でもバックライトの光が入り込み黒い部分が白っぽくなってしまう、という事が挙げられます。

それと比較してVA液晶はバックライトの光をほぼ完全に遮ることが出来るため、黒は黒でキレイに表示できます。


このことは、テレワークなどの事務作業においてとても大きなメリットになります。

基本的に事務作業は白背景の黒文字が多いと思います。

この様な時にLenovo ThinkVision S24e-20 が採用しているVA液晶では黒い文字をクッキリと表示することが出来るのでとても見やすくなります。

また、私もそうなのですが背景を黒にするダークモードを好んで使う人もいると思います。

その様な人にとってはさらにこの液晶の恩恵は大きくなります。


Lenovo ThinkVision S24e-20 は事務作業に適したモニターです。


特徴3:汎用性の高いHDMI端子+D-sub15ピン端子搭載

Lenovo ThinkVision S24e-20 はHDMI端子とD-sub15ピン端子の両方を搭載しています。


HDMI端子はデスクトップパソコンやノートパソコンだけでなくゲーム機などの映像機器とも接続できるとても汎用性の高い接続端子です。

HDMI端子が搭載されていればほとんどの機器と接続可能です。


D-sub15ピン端子はVGA端子とも呼ばれ、HDMI端子が主流になる前に利用されていた端子です。

型式が古めのノートパソコンや厚みのあるノートパソコンどで今でも見かけます。

テレワーク用として会社から持ち帰ることになるパソコンの型式が古いという場合には、この端子しか搭載されていないケースも多々あるかと思います。

その様な場合でも Lenovo ThinkVision S24e-20 なら問題なく接続可能です。


Lenovo ThinkVision S24e-20 は様々な機器と接続できる汎用性の高い接続端子が搭載されたモニターです。


特徴4:シンプルスタンド&VESA対応

Lenovo ThinkVision S24e-20 に搭載されているスタンドは画面の上下向き調整だけが可能なシンプルなスタンドです。

高さ調整などは出来ませんがモニターとしての実用性に問題はありません。


スタンドはシンプルですが、Lenovo ThinkVision S24e-20 にはモニターアームを取り付けるための標準のねじ穴(VESAマウントと呼ばれます)が搭載されています。

このねじ穴が付いていることにより、モニターアームが取り付け可能です。

モニターアームを取り付けると画面の位置を上下左右のみならず奥行き方向などへ軽い力で調整可能になる他、机にねじ止めされますので万一の時の落下防止にも一役買います。


メーカーと保証について

Lenovoは中国の会社です。

2019年、2020年と続けてパソコンの世界シェア第一位です。

LenovoはPCモニターの保証期間は最大3年間です。(モデルによって異なるようです)

また、最大5年間までの延長が可能です。

詳しくはこちらのページをご覧ください

モニターのピクセル欠陥の保証についてはこちらのページに定めらています。

上記はLenovo社が一般的に提供している保証の説明です。

購入するモデルや購入形態によって保障内容が異なる可能性がありますので、お買い求めの製品が上記の対象になるかは購入画面にて必ずご確認ください。

Lenovo ThinkVision S24e-20の総合評価

総合評価

Lenovo ThinkVision S24e-20の特徴

  • テレワークなどの事務作業が捗る23.8インチフルハイビジョンパネル
  • 事務作業に適したVA液晶採用
  • 汎用性の高いHDMI端子+D-sub15ピン端子搭載
  • シンプルスタンド&VESA対応

総合評価

おすすめ度
 (3)

Lenovo ThinkVision S24e-20

ノートパソコンに外付けし、テレワークなどの事務作業にピッタリな23.8インチ非光沢のVA液晶モニターです。

NTSC72%、コントラスト比3000:1、輝度250cdのパネルは事務作業のみでなく、オンラインミーティングや動画視聴、画像編集など幅広い用途で使えるスペックです。

左右と上側のフレームがとても狭い狭額縁デザインであり、見た目にも美しいことに加え、マルチディスプレイでも使いやすいモニターです。

価格帯は競合製品も同等レベルです。

このモニターで気になるところは、画面のチラつきを抑える「フリッカーフリー機能」について搭載を明記していないところです。アイケア対応と謳っていること&この機能は現在販売されているほぼ全てのモニターに搭載されていることから、搭載されている可能性が極めて高いですがハッキリ明記されていないため、★1つ分減点しています。

以上を総合的に勘案し、Lenovo ThinkVision S24e-20は「事務作業に適したVAパネルを搭載したシンプルなモニターだが、お買い得感はないモデル。割引購入可能ならおすすめ出来るモデル」であると評価します。

タロウ
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Lenovo S24e-20はAmazonでは取り扱いが無いようです。楽天市場では取り扱い店が多く、かつ価格面でもお買い得でした。(2023年11月調べ)



競合製品との徹底比較

同等のスペックの競合製品

Dell SE2422H

23.8インチフルハイビジョン解像度のIPS液晶モニターです。価格帯はほぼ同等です。

このモニターもコストパフォーマンスに優れたモニターですが、長時間利用時に嬉しいComfortView機能を搭載していることが特徴です。

長時間利用時の目や脳への負担が気になる方はこのモニターも検討してみる事をおすすめします。


やや格上の競合製品

Dell S2421HS

23.8インチフルハイビジョン解像度のIPS液晶モニターです。

このモニターはスタンド機能が充実しており、 Lenovo ThinkVision S24e-20 では調整できなかった画面の高さや左右の首振り、画面の回転が出来るようになっています。

目に優しいComfortView機能も搭載されていますので、長時間利用で目にも脳にも身体にも優しいモニターをお探しの方はこのモニターも検討してみると良いでしょう。


Lenovo ThinkVision S24e-20のレビューまとめ

本記事は、Lenovo社製PCモニター「ThinkVision S24e-20」のレビューをお届けしました。

この記事が皆様のモニター選びのお役に立てることを願っています。