今回は、Lenovo社製23.8インチPCモニター「Lenovo ThinkVision E24-28」のレビューをお届けします。
★5:おすすめ度上位10%:超厳選おすすめモデル
購入をおすすめできるモデルのうち、おすすめ度が上位10%に入る超厳選されたモデルにのみ★5を付与します。★5を獲得したモデルは「おすすめ度上位10%の超厳選おすすめ 「★5」モデル一覧」で確認できます。
★4:おすすめ度上位30%:かなりおすすめ出来るモデル
競合製品と比べてかなり魅力的なモデルです。
★3:購入をおすすめできるモデル
この評価を付けるモニターには「可もなく不可もない普通の製品」「鋭い個性を持つが万人受けしない製品」の2パターンあります。後者の場合はその個性に魅力を感じる人にとっては十分に魅力的なモデルです。
Lenovo ThinkVision E24-28は23.8インチのIPS液晶モニターです。
E24-28には2種類の型番が存在します。Amazonや公式サイト上で購入可能なE24-28 62B6MAR3J4と楽天市場やその他家電量販店で販売されているE24-28(NL) 62B6MAR3J9です。
この内実売価格が低く買い得な方はE24-28(NL) 62B6MAR3J9です。この型番は「①62B6MAR3J4では公開されているパネルの色域が公開されていないこと」「②同じく62B6MAR3J4では明記されているフリッカーフリー機能の搭載が確認できなかったこと」から、両者のスペックは異なるものと判断しています。
E24-28 62B6MAR3J4に搭載されているパネルは一般的なオフィスワーク向けのモニターと同等レベルです。画面の調整自由度が高い高機能スタンドとスピーカーも搭載しており、快適性も利便性も高いモデルです。一方で価格帯は一般的なレベルかやや上のクラスです。コストパフォーマンスが優れているモデルではありません。
E24-28(NL) 62B6MAR3J9については、色域とフリッカーフリー機能の有無が非公開です。この点について考慮すると数多くある競合製品に対してスペック的に劣るモニターであると言えます。ただし、価格についてはかなりの格安販売も見られますのでお財布には優しいモニターです。
以上を総合的に勘案し、「E24-28 62B6MAR3J4はオフィスワーク向けとして可もなく不可もないモデル」「E24-28(NL) 62B6MAR3J9は格安だがハズレの可能性があるモデル」と判断します。
総合評価はE24-28 62B6MAR3J4は★3つ、E24-28(NL) 62B6MAR3J9は★2つとします。
E24-28 62B6MAR3J4はAmazonで、E24-28(NL) 62B6MAR3J9は楽天市場とYahooショッピングで購入可能です。価格面ではE24-28(NL)の方がかなり割安です。(2023年3月調べ)
上記判定の根拠や購入にあたっての注意点などを以下で解説します。
このPCモニターを購入されようとしている方はぜひご一読ください!
ジャンプできる目次
Lenovo ThinkVision E24-28の特徴を解説
カタログスペック一覧
Lenovo ThinkVision E24-28の主要スペック一覧です。パネル自体は一般的なレベルです。調整個所の多い高機能スタンドが目を引きます。
E24-28(NL) 62B6MAR3J9では色域は非公開です。入力端子のDisplayPortとHDMIのバージョンも非公開です。どちらも表中の値はE24-28 62B6MAR3J4のスペックです。また、E24-28(NL) 62B6MAR3J9はフリッカーフリー機能の搭載確認できませんでした。
E24-28 62B6MAR3J4の詳細のスペックは、Lenovoオンラインストアページで確認できます。E24-28(NL) 62B6MAR3J9の詳細スペックはBusiness with Lenovoサイトで確認できます。
以降、特徴を解説しますが、E24-28はAmazonや公式サイトで買える型番E24-28 62B6MAR3J4の意味で使います。E24-28(NL) 62B6MAR3J9についてはE24-28(NL)と表記します。
E24-28のパネルスペックはオフィスワークとして一般的
E24-28に搭載されているパネルは色域NTSC 72%、コントラスト比1000:1、輝度250cd/m2と数多あるライバル製品と同等です。普通に会社のオフィスで使われているモニターと同等の性能ですので、テレワークなどの事務作業に使用する上では十分な描画性能です。
E24-28(NL)については色域が非公開ですので、発色に劣る可能性があります。(通常並の性能が出る可能性はありますが、メーカーが数値を公表していないのでハズレでもメーカーの瑕疵にはなりません)
高機能スタンド搭載で快適に使える
E24-28, E24-28(NL)ともにチルト調整(画面の上下向き)、スイベル調整(画面の左右向き)、画面の高さ調整、ピボット(画面の水平回転)が可能な高機能なスタンドが付属しています。
画面の調整自由度が高いと姿勢に合ったポジションに調整出来ますので、それだけ楽な姿勢で作業が可能です。腰や首に疲れを感じやすい方には嬉しいモニターです。
省スペースかつスタイリッシュな三辺狭額縁設計
E24-28, E24-28(NL)は三辺狭額縁設計(つまり上と左右のフレームの幅が狭いという事)です。
フレームの幅が狭いと見た目も美しく、また置き場所も取らないので助かります。
E24-28は眼精疲労に配慮した機能搭載
E24-28にはフリッカーフリー機能とブルーライト軽減機能が搭載されています。オフィスワークでは長時間画面を見続ける事が頻繁にありますので、その様な際にも安心なモニターです。
E24-28(NL)についてはフリッカーフリー機能の搭載を明記していません。
接続端子は充実
E24-28, E24-28(NL)ともにDisplayPortとHDMI、VGAの3種類の入力端子が搭載されています。高性能なデスクトップパソコンから年季の入ったノートパソコンまで幅広い機器と接続可能なモニターです。
E24-28(NL)はDisplayPortとHDMIのバージョンを公開していませんが、通常の使い方においては問題になる事はありません。
パソコン側の端子が足りなくてお悩みの方はこの特集記事に解決方法あります
Lenovo ThinkVision E24-28, E24-28(NL) の総合評価
E24-28, E24-28(NL) を選ぶメリット
- オフィスワークに適したパネル搭載(E24-28)
- 高機能スタンド搭載で長時間作業の負担軽減
- 省スペースに寄与する薄型ベゼル設計
- 幅広いスペックのパソコンと接続可能な入力端子構成
- 眼精疲労に配慮した機能搭載(E24-28)
- ちょっとした動画視聴に嬉しいスピーカー搭載
- 最安クラスの価格帯(E24-28(NL))
E24-28, E24-28(NL) を選ぶデメリット
- 色域が非公開(E24-28(NL))
- フリッカーフリー機能の搭載が不明(E24-28(NL))
総合評価
Lenovo ThinkVision E24-28は23.8インチのIPS液晶モニターです。
E24-28には2種類の型番が存在します。Amazonや公式サイト上で購入可能なE24-28 62B6MAR3J4と楽天市場やその他家電量販店で販売されているE24-28(NL) 62B6MAR3J9です。
E24-28 62B6MAR3J4に搭載されているパネルは一般的なオフィスワーク向けのモニターと同等レベルです。画面の調整自由度が高い高機能スタンドとスピーカーも搭載しており、快適性も利便性も高いモデルです。一方で価格帯は一般的なレベルかやや上のクラスです。コストパフォーマンスが優れているモデルではありません。
E24-28(NL) 62B6MAR3J9については、色域とフリッカーフリー機能の有無が非公開です。この点について考慮すると数多くある競合製品に対してスペック的に劣るモニターであると言えます。ただし、価格についてはかなりの格安販売も見られますのでお財布には優しいモニターです。
以上を総合的に勘案し、「E24-28 62B6MAR3J4はオフィスワーク向けとして可もなく不可もないモデル」「E24-28(NL) 62B6MAR3J9は格安だがハズレの可能性があるモデル」と判断します。
E24-28 62B6MAR3J4はAmazonで、E24-28(NL) 62B6MAR3J9は楽天市場とYahooショッピングで購入可能です。価格面ではE24-28(NL)の方がかなり割安です。(2023年3月調べ)
競合製品との徹底比較
同じようなスペックのモニターとの比較
AOPEN 24CL1Ybi
E24-28と同等のスペックのパネルを搭載した23.8インチIPS液晶モニターです。
このモニターを選ぶメリットはE24-28より実売価格は低めであることです。
このモニターを選ぶデメリットとしては、スタンドの調整機能が上下向きだけに限られること、VESAマウントが搭載されていない事の2点です。
価格重視でモニターをお探しの方で「ハズレは引きたくない」と言う方はこのモニターも検討してみましょう。
Lenovo ThinkVision E24-28レビューのまとめ
本記事は、Lenovo社製PCモニター「ThinkVision E24-28」のレビューをお届けしました。
この記事が皆様のモニター選びのお役に立てることを願っています。