皆様こんにちは。タロウです。
今日は「USB-C接続モニターのメリットと失敗しない選び方」について解説します。
これまでパソコンと液晶モニター/ディスプレイとの接続に使われてきた端子は主にDisplayPort、HDMI、DVI、D-subの4種類でした。
最近この仲間にUSB-C端子が加わりました。
そして、USB-C端子は他の端子を圧倒的に引き離す超便利&快適な接続端子になりました。
皆様にもこの利点を知ってもらい、より便利に、快適にパソコンを使ってもらえたらなと思い解説します。
USB-C端子は本当に便利です。一度使うともう元には戻れません!
さらにPCだけでなくiPadやiPhoneとも簡単に接続出来ちゃうんです
本記事はこのような人におススメです
- USB-C接続モニターのメリットを知りたい方
- USB-C接続のモニターやケーブルの選び方を知りたい方
- iPadやiPhoneと簡単に接続できるPCモニターをお探しの方
- 自分のパソコンがUSB-C接続に対応しているかどうか知りたい方
- おすすめのUSB-C接続対応モニターを知りたい方
ジャンプできる目次
USB-C端子登場でモニターの役割が変わった
突然ですが質問です。貴方はPCモニターを何の為に使っていますか?
「映像を映す為に決まってるでしょ。何でそんなこと聞くの?」
と言う声が聞こえてきそうです。
この概念がUSB-C端子の登場によって変わろうとしています。
USB-C接続のモニターは一台3役をこなせます。
- 映像を映し出す+音声を出力する
- モニターからパソコンに電力を供給出来るので、PCのACアダプター代わりになる
- 外付けキーボードやマウスなどのUSB機器を接続するUSBハブとして使える
一台で三役こなせるだけでも凄いのですが、1番の魅力は
USB-Cケーブルを刺すというワンアクションでこの3つが同時に実現できてしまうことです。
これは特にノートパソコンをお使いの方でパソコンを持ち出す機会の多い方にとって魅力的です。
ACアダプターをカバンから出して繋いだり、複数のUSB機器を差し込んだりする手間が省けますので、セットアップにかかる時間が大幅に短縮されることに加え、パソコン周りのケーブルの取り回しもスッキリします。
外回りの仕事が多い人や、最近増えてきた職場と自宅でハイブリッドワークをする人などにとって特に恩恵が大きいですね
しかもUSB-C接続可能なモニターはUSB-C端子を搭載したスマホやタブレットとも特別なアダプタを購入せず直接接続可能です。私はiPad Pro 11やiPhone 15 Proを繋いで動画見たりしています。
USB-C接続可能なモニターはこれからのスタンダードになっていくこと間違いなしだと思います。
- 全てのUSB Type-C端子が利用可能なのですか?
- いいえ。
お使いのPCのUSB Type-C端子が映像出力に対応している必要があります。接続可能なPCを選ぶという点がUSB-C接続モニターのデメリットです。確認の方法は下で解説しています。
- USB-C接続できるモニターって高いの?
- 数年前は高級品でしたが、2023年に入ってからは普通のモニターと同等の価格で購入可能な製品も増えてきました。その様な製品は記事の後半で紹介しています。
- USB-C端子で出力可能な解像度とリフレッシュレートは?
- 4K@60Hz、フルHD@240Hzの出力が可能です。
DisplayPort v1.2相当の実力です。普通にHDMIでつなぐよりハイスペックです。
- 映像出力対応以外に確認すべきことは?
- USB Type-C端子経由の電源入力(PD)に対応しているかどうかも確認しましょう。
これに対応していればモニターとの接続ケーブルが電源ケーブルの役割も果たしてくれます。
- ACアダプタは不要になるの?
- 基本的にはACアダプタは接続不要です。
ただし、バッテリーが完全に放電してしまったときはACアダプタからでないと充電できない事があるようです。
- ACアダプタを付けたままモニターとも繋いだらダメなの?
- 特に問題ありません。
ACアダプタが接続されていればそちらから電力を取りますし、接続されていなければモニターから電力を取ります。
- デスクトップPCでも利用できるの?
- 利用できます。
ただし、USB-C端子経由で供給可能な最大電力は100Wまでですので、電源ケーブルは別途接続してください。
- スマホやタブレットとも接続できるの?
- USB-C端子搭載のスマホやタブレットとも接続出来ます。例えばiPadやiPhone 15 Proと接続でき、動画を観ながら充電が出来ます。接続されていれば外付けキーワードやマウスも利用可能です。
- USBハブ機能も使えるの?USBバージョンは?
- はい、使えます。
USB-C接続可能なモニターにはたいていの場合USBハブ機能が搭載されており、それらの端子が利用可能です。USBバージョンは、PC側の端子、利用するケーブル、モニター側の端子のうち最も低いバージョン相当となります。
- 接続に利用するUSB-Cケーブルはどんなものでもよいの?
- いいえ。キチンと選ぶ必要があります。
最低でも「映像出力」に対応していること、電源供給機能も使うなら「PD」対応であることが必要です。PD対応はケーブルごとに対応している消費電力が異なり、現時点では最大100Wまでのものが発売されています。
- 接続ケーブルは発熱しませんか?
- 適正なスペックのケーブルを利用すれば問題ありません。
私の仕様環境では、熱いどころか暖かいとすら感じないレベルです。
- USB-Cモニターの機能は魅力的だけど予算が足りなくて購入できません!
- その様な方はUSB-C接続するドッキングステーションを利用されるのも選択肢の1つです。
パソコンとの接続はUSB-Cケーブル1本ですが、ドッキングステーション本体がモニターとの接続や電源入力、USBハブなどの機能を果たしてくれます。ドッキングステーションについてはこちらの記事「【解説】USB-C接続ドッキングステーションの失敗しない選び方」で解説しています。
「便利なのはわかるけど、USB-C端子付きのモニター選びって難しい・・・」
そんな方向けにモニターやケーブルの選び方を解説します。
接続機器選び①分かりにくい専門用語の超解説
USB-Cでパソコンとモニターをつなごうとすると、”USB-C”, “Display Port Alt Mode”, “USB PD”, “Thunderbolt”という専門用語が登場します。
これらの専門用語が機器選びを難しくしているので、なるべく簡単に超解説します。
USB-Cと言う名前は端子の形状の名前です。
下の画像の様な小型でスマートなコネクタです。USB-A端子と異なり、上下の区別なく差込が可能です。
最近はスマホのコネクタもUSB-Cが多くなってきたので見かける機会も増えてきました。
USB-C端子には通信で使っていない余っているピンがあります。そのピンを使ってDisplay Port相当の通信をするのが”Display Port Alt Mode”です。”DP Alt Mode”や”DP Alt”などと表記されることもあります。
パソコン側のUSB-C端子、モニター側のUSB-C端子、利用するケーブルの3つすべてをDisplay Port Alt Mode対応でそろえる事でUSB-C接続でモニターに映像と音声を出力することが出来る様になります。
パソコンとモニター、利用するケーブルのうち一つでも”Display Port Alt Mode”に対応していないと映像が映りませんので注意してください。
PDとは”Power Delivery”の略で、電源供給の意味です。
“DP Alt”と同じように、USB-C端子の余っているピンを使ってモニターからパソコンに電力を供給できます。この機能を利用すると、ノートパソコンのACアダプターは接続する必要がなくなります。
最大何Wまで給電できるかはモニターと使用するケーブルによる決まります。消費電力の大きいノートパソコンをお使いの方は最大給電能力にも着目して選びましょう。
ThunderboltにはThunderbolt3と4があります。モニターとつないで使う範疇においては特に区別する必要はないので以降は一括りにThunderboltと表現します。
Thunderboltは超高速な通信が可能な規格で、例えばThunderbolt3の転送速度は最大40Gpbsです。(ケーブルの長さで変わったりします。この記事の本題とずれるのでこれ以上の深追いはしないことにします)
ディスプレイと接続する上でのポイントとしては、
Thunderboltは上で説明した「Display Port Alt Mode」と「USB PD」を標準で搭載している事に加え、USB 3.1と互換性もある、という事です。
Thunderbolt3 = “DP Alt Mode” + “USB 3.1” + “USB PD” です。
つまり、モニターとの接続においてThunderboltは最強です
接続機器選び②規格に対応しているかの確認方法
パソコン側の確認点は大きく2点です
- USB Type-C端子経由での映像出力に対応しているか?
- USB Type-C端子がUSB PDに対応しているか?
Thunderbolt対応若しくはDisplayPort Alt Mode対応のどちらかに対応していれば、そのUSB-C端子は映像出力が可能です。また、Thunderbolt対応であれば自動的にPDにも対応していますが、DisplayPort Alt Mode対応の場合は個別にチェックする必要があります。
ノートパソコンの場合は、Display Port Alt Modeだけ対応している場合よりも、Thunderbolt対応している場合が多いです。
Thunderbolt対応しているUSB-C端子は端子の付近に稲妻のマークがプリントされていることが多いのですが、すべてのメーカーがそうしているわけではないので、稲妻マークが無い場合カタログで調べる必要があります。
特にMacBook系はほとんどの機種がThunderbolt対応しているのに、稲妻マークのプリントはありません。
カタログのUSB-C端子の説明欄にThunderboltというキーワードが見つかればThunderbolt対応しています。
Thunderboltに対応している場合、”DP Alt Mode”にも”USB 3.1″にも”USB PD”にも対応しています。
以下の様な表記パターンがあるようです
- Thunderbolt3(USB-C)
- USB-C(Thunderbolt対応)
Thunderboltと記載がなくても、”Display Port Alt”や”DP Alt”と書いてあればモニターへの映像+音声出力には利用可能です。
この場合は写真のようにUSB-C端子の横に「DとPを合わせたようなDisplayPortのマーク」がプリントされていることがあります。
このマークがあればDisplayPort Alt Modeに対応しています。
ただし、Thunderboltの場合と同じくマークをプリントしないメーカーも多いので、マークが無かったからと言ってあきらめるのではなくカタログやスペックシートをチェックして見ましょう。
DisplayPort Alt Mode対応の場合はUSBハブ機能には対応していますが、USBのバージョンは規格で決まっていません。またUSB PD機能があるかどうかもそのパソコン次第です。これらもカタログかスペックシートを見ると確認できます。
ちなみに上のパソコンの場合は「USB 3.2 Gen 2×1 Type C™(電源供給およびDisplayPort対応)」という記述がありました。これによりDisplayPor Alt Mode + USB PD + USB 3.2として使えることが確認できます。つまりうえで説明したThunderbolt対応と同等に見なして良いということになります。
DisplayPort Alt Modeと記載があるけど電源供給やPDとの記載がない場合、USB-C接続モニターを利用して映像出力は可能ですが電源供給を受けることは出来ません。
Thunderboltとも”Display Port Alt Mode”とも記載がない場合、そのパソコンのUSB-C端子はモニターとの接続には利用できません。
USB-Cが搭載されているモニターの大部分がUSB-C端子経由での映像入力に対応していますが、ごく一部に非対応のモニターがあります。
カタログを見てUSB-C端子が映像入力に利用可能との記載やUSB-C(Display Port Alt)などと記載があればUSB-C端子による映像入力に対応しています。
USB PD対応かどうかも着目ポイントです。
USB-C搭載のモニターの中で、”USB PD”に対応しているモニターは8割位です(2023年3月時点)
また、供給可能な最大電力がモニターによって違いますので対応状況と合わせてカタログを確認しましょう。
たいていの場合、カタログで大きな紙面を割いて謳っていますのですぐわかります。
機能一覧のページでは「最大〇〇W給電可能」の様に記載されていることが多いです。
残念ながらケーブル本体を見て確認する方法はありません。購入した際のパッケージを確認するか、品番が分かればその品番でカタログ検索しましょう。
ココがある意味一番の鬼門です。パッケージをなくしてしまうともはや何に対応していたケーブルなのかわからなくなります。給電能力の低いケーブルを無理に使うと事故の元なので、改めて買いなおすのが無難です。
新たにケーブルを購入する場合、パッケージに”DP Alt”や「ビデオ転送」などの記載があるケーブルを購入しましょう。USB PD対応のモニターとつないで利用する場合は、モニターと同等以上の給電能力に対応した製品を選ぶようにしましょう。(〇〇W対応と記載があるはずです)
例えばこのケーブルなら、DP Alt対応&最大100WまでのUSB PDにも対応しています。USB PDで見かける最大電力は90Wなので100Wを買っておけば上限を気にすることなく使いまわすことが可能です。
結局のところ、USB-C接続する場合の最も一般的な組み合わせは下記です。
- ノートパソコンに搭載された映像出力+PD対応のUSB-C端子と
- 映像入力+PDに対応したモニターのUSB-C端子を
- “DP Alt Mode”と”PD”に対応したUSB-Cケーブルでつなぐ
簡単に解説と言ったのに長くなってしまった(汗
USB-C接続可能なおすすめモニター
USB-C接続可能なモニターはまだ数が少なく値段が高い製品も多くあります。
ここでは比較的お求めやすい価格で購入可能なおススメUSB-C端子付きモニターをサイズ×解像度別に紹介します。
24インチフルハイビジョン
PHILIPS 243B9/11
USB-C接続可能な24インチフルHDモニターの中で最も高機能でありながら、コストパフォーマンスにも優れたモニターです。
パネルスペックはかなり高く、鮮やかで色彩豊かな映像を映し出すことが可能です。
搭載されているUSB-C端子は最大65W給電可能、急速充電に対応したUSB 3.2×4のハブ機能ととても充実したスペックです。USB-C端子以外にもDisplayPort 1.2とHDMIとVGAが搭載されており、極めて幅広い機器と接続して使えるモニターです。
画面の位置調整自由度の高いスタンド付属、ステレオスピーカー搭載、ベゼルレス設計など全体としてとても高機能な作りになっています。
価格面ではほかのモニターより若干上というレベルに抑えられていますので、高機能なモニターをお探しの方にはイチオシのモデルです。
- 23.8インチフルHD(1980×1080)
- 非光沢IPS液晶
- 色域:sRGB 104%, NTSC 90%
- 輝度:250 cd/m2
- コントラスト比:1000:1
- 接続端子:USB-C, DisplayPort 1.2×1, HDMI 1.4×1, VGA
- USB PD:最大65W
- USBハブ:USB 3.2 × 4(急速充電 B.C 1.2)
- スタンド機能:〇チルト角、〇左右の首振り、〇画面の高さ、〇縦画面化
- VESAマウント:搭載
- スピーカー:2W×2 ステレオスピーカー搭載
- アイケア:フリッカーフリー、ブルーライトカット
- 薄型ベゼル採用
PHILIPS 24E1N3300A/11
PHILIPS 24E1N3300A/11はとても発色の良いモニターです。
色彩面ではsRGB 120.9%ととても広い色域であり、24インチフルHDモニターの中でトップクラスの性能です。輝度も300cd/m2とこちらもトップクラスの明るさです。画質面では数多い競合製品の中で頭一つ抜けた性能です。
USB-C端子の使い勝手としても最大65W給電可能に加え、急速充電に対応したUSB 3.2×4のハブととても充実しています。3W×2という大きめのステレオスピーカーも搭載していますのでとても利便性の高いモニターです。
唯一気になる点と言えばスタンド機能がとてもシンプルで画面の高さ調整が出来ない事です。その点を許容出来る方にはかなり有力な選択肢となるモニターです。
- 23.8インチフルHD(1980×1080)
- 非光沢IPS液晶
- 色域:sRGB 120.9%, NTSC 104.8%
- 輝度:300 cd/m2
- コントラスト比:1000:1
- 接続端子:USB-C, HDMI 1.4×1
- USB PD:最大65W
- USBハブ:USB 3.2 × 4(急速充電 B.C 1.2)
- スタンド機能:〇チルト角、×左右の首振り、×画面の高さ、×縦画面化
- VESAマウント:搭載
- スピーカー:3W×2 ステレオスピーカー搭載
- アイケア:フリッカーフリー、ブルーライトカット
- 薄型ベゼル採用
24インチQHD
LG 24QP750-B
このサイズ×解像度でUSB-C接続可能なモニターの中では最もお求めやすい価格帯のモニターです。
価格帯は低めですが、搭載されている機能は充実しています。最大65WまでのUSB PD機能、USB3.0×2口のハブ機能(USB-C接続した場合にはUSB2.0動作になるとのことです)に加え、稼働箇所の多い高機能スタンドも付属しています。
デメリットとしてはUSBハブ機能で提供されるのがUSB 3.0×2というところです。USBハブ機能として接続するのがキーボードやマウス、音声デバイス程度と言う方には問題なくご利用いただけると思います。
解像度高めの24インチモニターでUSB-C接続したい!と言う方におすすめのモニターです。
- 23.8インチQHD(2560×1440)
- 非光沢IPS液晶
- 色域:sRGB 99%
- 輝度:300 cd/m2
- コントラスト比:1000:1
- 接続端子:USB-C, DisplayPort v1.4×1, HDMI×1
- USB PD:最大65W
- USBハブ:USB 3.0 × 2
- スタンド機能:〇チルト角、〇左右の首振り、〇画面の高さ、〇縦画面化
- VESAマウント:搭載
- スピーカー:非搭載
- アイケア:フリッカーフリー、ブルーライトカット
- 薄型ベゼル採用
27インチFHD
PHILIPS 273B9/11
高機能&低価格を実現したUSB-C接続可能な27インチフルHDモニターです。
最大65Wまで給電可能なUSB PD機能、USB 3.2×4口(スマホなどの急速充電にも対応)と極めて充実したUSBハブ機能が搭載されています。
パネルスペックは一般的なデスクワーク向けモニターと同等です。このモニターにはスピーカーも搭載されています。このモニターには特に気になるデメリットは見当たりません。
- 27インチフルHD(1980×1080)
- 非光沢IPS液晶
- 色域:sRGB 98%, NTSC 76%
- 輝度:250 cd/m2
- コントラスト比:1000:1
- 接続端子:USB-C, DisplayPort 1.2×1, HDMI 1.4×1, VGA
- USB PD:最大65W
- USBハブ:USB 3.2 × 4(急速充電 B.C 1.2)
- スタンド機能:〇チルト角、〇左右の首振り、〇画面の高さ、〇縦画面化
- VESAマウント:搭載
- スピーカー:2W×2 ステレオスピーカー搭載
- アイケア:フリッカーフリー、ブルーライトカット
- 薄型ベゼル採用
27インチQHD
JAPANNEXT JN-IPS27WQHDR-C65W
27インチQHD解像度でUSB-C接続可能なモニターの中でも最安クラスの価格帯のモニターです。
最安クラスの価格帯にも関わらず、最大65Wまでの給電機能とUSB(2or3は不明)×2口のUSBハブ機能を搭載しています。スピーカーも搭載しています。
パネルスペックとしては特に優れたところはありませんが、大きく劣ったところもありません。
このモニターの価格の安さはメーカーとして名が売れていないというところにも起因していると思われます。JAPANNEXT社は余り名前は売れていませんが、れっきとした国内のメーカーですのでその点では安心です。
27インチQHDモニターを欲しい!でも予算は抑え目で!と言う方には一押しのディスプレイです。
- 27インチQHD(2560×1440)
- 非光沢IPS液晶
- 色域:非公開
- 輝度:350 cd/m2
- コントラスト比:1000:1
- 接続端子:USB-C, DisplayPort 1.2×1, HDMI 1.4×1, VGA
- USB PD:最大65W
- USBハブ:USB × 2
- スタンド機能:〇チルト角、×左右の首振り、×画面の高さ、×縦画面化
- VESAマウント:搭載
- スピーカー:2W×2 ステレオスピーカー搭載
- アイケア:フリッカーフリー、ブルーライトカット
- 薄型ベゼル採用
Dell S2722DC
27インチQHDでUSB-C接続可能なモニターの中ではややお買い得な価格帯のモニターです。
最大65Wまで給電可能なUSB PD機能、USB 3.2出力×2口を搭載しています。(一口は画面の裏側、もう1口は画面の下側にあります)
このサイズ×解像度は広いデスクトップ領域と文字の読みやすさを両立できるので、デスクワーク向けとしてとても使い勝手が良いモニターです。
主にデスクワーク向けにUSB-C接続可能な大型モニターを探している方にはおすすめ出来るモニターです。
- 27インチQHD(2560×1440)
- 非光沢IPS液晶
- 色域:sRGB 99%
- 輝度:350 cd/m2
- コントラスト比:1000:1
- 接続端子:USB-C, HDMI 1.4×1
- USB PD:最大65W
- USBハブ:USB 3.2 × 2(うち1口は1.2Aまでのバッテリー充電対応)
- スタンド機能:〇チルト角、〇左右の首振り、〇画面の高さ、〇縦画面化
- VESAマウント:搭載
- スピーカー:3W×2 ステレオスピーカー搭載
- アイケア:フリッカーフリー、ブルーライトカット
- 薄型ベゼル採用
27インチ4K
Dell S2722QC
27インチ4Kモニターの中でUSB-C接続と言ったらこれでしょ!と言うほどコストパフォーマンスに秀でたモニターです。
私はこのモニターを2枚購入して自宅と実家それぞれで利用してます。
最大65Wまで給電可能なUSB PD機能、USB 3.2出力×2口を搭載しています。
価格面でもスペック面でも欠点らしい欠点はないのですが、27インチ4Kモニターでデスクワークをすると文字が小さくなりすぎるというデメリットがあります。(老眼入っている人には辛いかも?)その点が気になる方は上で紹介しているS2722DCも考慮に入れると良いでしょう。
- 27インチ4K(3840 x 2160)
- 非光沢IPS液晶
- 色域:sRGB 99%
- 輝度:350 cd/m2
- コントラスト比:1000:1
- 接続端子:USB-C, HDMI ×2
- USB PD:最大65W
- USBハブ:USB 3.2 × 2(うち1口は1.2Aまでのバッテリー充電対応)
- スタンド機能:〇チルト角、〇左右の首振り、〇画面の高さ、〇縦画面化
- VESAマウント:搭載
- スピーカー:3W×2 ステレオスピーカー搭載
- アイケア:フリッカーフリー、ブルーライトカット
- 薄型ベゼル採用
Dell U2720QM
圧倒的な映像の美しさを誇る極めて描画能力の高い27インチ4Kモニターです。
DCI-P3 95%と極めて広い色域、DisplayHDR400対応の高いコントラスト表現能力が極めて緻密な4Kの映像をさらに美しく見せます。
最大90Wまで給電可能なUSB PD機能とUSB3.0出力×3口、さらにスマホなどの充電に使える充電専用のUSB-C出力×1口が搭載されています。
映像の美しさにこだわってモニターを選びたい、と言う方には有力な選択肢となるモニターです。
- 27インチ4K(3840 x 2160)
- 非光沢IPS液晶
- 色域:sRGB 99%, Rec.709 99%, PCI-P3 95%
- 色差:ΔE < 2(平均値)
- 輝度:350 cd/m2
- コントラスト比:1300:1
- 接続端子:USB-C, DisplayPort 1.4 × 1, HDMI 2.0 × 2
- USB PD:最大90W
- USBハブ:USB 3.3 × 2(うち1口は2Aまでのバッテリー充電対応)
- スタンド機能:〇チルト角、〇左右の首振り、〇画面の高さ、〇縦画面化
- VESAマウント:搭載
- スピーカー:非搭載
- アイケア:フリッカーフリー、ブルーライトカット
- 薄型ベゼル採用
【解説】USB-C端子付きのモニターのメリットと選び方まとめ
大分長くなってしまいましたが・・・
本日は「【解説】USB-C端子付きのモニターのメリットと選び方」をお届けしました。この記事を参考にUSB-C端子搭載のモニターやケーブルを選んで頂ければ失敗なく超便利&快適な環境を得られると思います!
最後までお読みいただきありがとうございました。